築地でええじゃないか! かわら版

「新宿港町行進」や築地場外、都庁前などで配っているかわら版をアップしています。転送・印刷配布ご自由にお使いください。

The Guardian wrote about Tsukiji Relocation. ザ・ガーディアン紙が築地移転問題を取り上げました。

f:id:nowarsgnaction:20180914233146j:plain

築地を訪れたみなさん、今日も築地では多くの訪日観光客の方たちが楽しんでいる姿をごらんになったと思います。
Hello,Tourists from abroad,Thank you for access our site,we are Union of Citizens loving Tsukiji.
実は今日、9月15日は築地市場のマグロのセリ見学最終日でした。
Today,15.Sep is the Final day for tourists observation the auction of TUNA inside Tsukiji Market.
海外からも築地の移転は東京にとって大きな損失である、という声があがっています。本日はイギリスのザ・ガーディアン紙の記事「東京は魂の大半を失う」を紹介します。
This link is the column of “the Guardian”,please read.
この記事は、築地の魅力について書かれていますが、残念なことに豊洲の問題点について把握しきれているとはいえません。
This column is half correct about Tsukiji,but half wrong or ignore about Toyosu,the new market site.I write about the problems that not mention in the column ,Below this.
本記事では、英文でこの記事の問題点を指摘した下に、拙訳ながらガーディアン紙記事の要約、その下に日本語での問題点指摘、の順に記載しています。海外での築地の評価と合わせて、国内でも報道が少ない豊洲新市場の問題点をお読みいただければ幸いです。
最後に、13日放送のBS11豊洲市場は今」のリンクもあります。
 
[About this Column]
This “the Guardian”’s column has very sentimental Touristic eyes missing the atomosphere of Shitamachi ,the culture of Tokyo. Also,we think Tsukiji has the soul,tradition,and charm very best for recommend to foreign tourists(also Japanese tourists).
 
But the problem of this column is about Toyosu new site.The Pollution,vicious in the world and fear of the employees and the shopkeepers in interview.
But commentery by Mr.Robbie Swinnerton,Japan Times Food Writer is very wrong.”Standerd will be maintained””seafood stored more hygienically””sent on to customers faster”.
It's WRONG. These are not able to run in Toyosu New Market ,and now, many employees and customers are afraid.
 
The problems of Toyosu , this column didn’t write are the false of Construction of the building,no facilities for running the  Wholesale Market,and traffic access troble make the Crysis of food supply.
For example,wholesalers shops are too narrow to cut the TUNA, parking is at the upper floor ,so,it take more time to deliver to customers,and the course for Tarlet car with many loads are dangerous.Tsukiji,near by Ginza has good access for the customers by walk.Toyosu is far from restaurants ,it has one public traffic only Yurikamome ,and parking is awfully shortage. Hygienically can not be controled ,high humidity get moldy in the new buildings not yet running.
And this week,10 meter cracks of the ground is detected.Tokyo met.gov.says “We Know, but Do nothing”
 
Yes,these are the big problem ,changing the atomosphere of Tsukiji,lost the tradition,and the pollution of Toyosu.
But the biggest problem is the destroy of the safe and rapid food supply in Japan.And this crysis take a place in nations,cities,where you live. 
 
One more.Toyosu new market site is awfully boredom for tourists.
It has no charms.There’s no Outside market with good restaurants,Sushi,and more.Yurikamome is inconvinient,the building of the market is huge but in desolate place with puddles of poison water.And you can see very little from the course for tourists,restaurants of the inner market have no atomosphere.
 
TSUKIJI IS THE BEST AT ALL.
Please distribute the charms of TSUKIJI, by yourself.
And please send your message”Save Tsukiji Wholesale Market” to Tokyo Met.Gov.
 
[ガーディアン紙の主な内容です]
「世界最大の魚市場の移転で、東京は魂の大半を失うだろう」
まずスシ・ブレックファストを紹介したのち、仲卸がその何時間も前から動いていること、市場ではあらゆる海産物があり、何百万ドルもの取引がなされていることを説明。
10月に2km離れた豊洲に移転する。迷路のような小路につめこまれた場外市場は残るが、営業の心臓部である卸売市場(場内)は、1935年から同じところにある現在の建物の魅力をまったくもちあわせない新しいビルに移転する。
場内では、毎日1800tの海産物、何億円もの取り扱い、500種の魚、270種の青果、42000人が忙しく働いている。
 
5880億円かけて建てた新施設が、危険な毒物(ヒ素やシアンは規定以上、ベンゼンは地下水で環境基準100倍以上、空気中の水銀は国の建築基準の5~7倍)にみちあふれていると判明し、2016年に移転する予定を小池都知事は再検証した。建設会社がコンクリートの地下空間に盛り土をしていなかったことも判明し、紛糾した。
 
高知からのマグロを扱う仲卸は
「どうしていいのか誰もわからない。客数は落ち込む、新施設のアクセスに問題がある。ほとんどの仲卸が去れば、雰囲気は変わってしまう」
500人近い仲卸が移転反対に投票した。
 
しかし小池都知事は汚染対策を行ったうえ、2018.10.11に開場すると決めた。
専門家会議の平田座長は「地上部の安全は保証され、未来のリスクも検証された。人体や食品に影響はない」と言う。
 
移転反対してきた築地で働く人は
「注意深い顧客は安全が疑われる新市場のものを買うことを拒む」と懸念している。
「新施設の安全基準はほんとうに心配だ。豊洲は安全という都知事の説明は信じられない。多くの客もそう言っている。誰も、特に子どものいる人は、あそこで扱う魚を食べたくないだろう。しかし移転以外に商売を続ける選択肢がない」
 
今の市場の設備では需要に対応しきれないという反論もある。周囲に拡大した場外には何千もの業者が立ち並び、それらの店は地震に弱いだろう。
この夏には、構造上の欠陥として空調が熱波に耐えられなかったことがあった。また、市場の移転は近隣にネズミの大移動を生むだろう。
 
移転準備がツーリストを失望させているのは、9月中旬からマグロのセリが見られなくなることだ。早朝から行われ、バンドソーや鋭利な刀で切り分けてレストランやスーパーに卸される風景が見られなくなる(*これも間違い。セリとマグロの解体を混同している)。
市場の広報(都庁)は新市場でもセリは公開されるという。
 
しかし築地で40年続ける乾物店店主は
「仲卸がいなくなった築地が「食のテーマパーク」になったとして(*「食のテーマパーク構想」は小池都知事が撤回)、観光客をひきつけ続けられるだろうか。ツーリストは食べて、伝統の雰囲気を味わいにきている。それは変わらないと思う。だが我々は変化を予測できないところに入っている。築地の店主らは、このままでは将来は難しいと考えているが、注視するしかない」
 
Japan Timesのフードライターは
「基本は引き継がれ、より温度管理されて保管され、今より早く顧客に届く(*間違い。以下注釈に詳記)」
という。
しかし彼は、移転とは、東京の歴史と文化のもっとも魅力的な部分を失うことだ、としている。
「時代の終わりを見ることになる。築地は伝統的下町文化の最後に残っているところだ。ツーリズムと再開発にむしばまれて、これがなくなったら、東京は魂の大半を失う」
 **
ザ・ガーディアン紙は以上のように書いていますが、これは半分は正解、半分は間違いです。上記に英文で注釈を書きましたが、日本語では以下のとおり。
 **
この記事はセンチメンタルな旅行者のまなざしで、東京の文化、下町の雰囲気を失うことを嘆いています。もちろん私たちも築地には魂が、伝統が、観光客にお勧めしたい魅力があることは承知しています。
 
しかし、問題は豊洲新市場についてです。世界的に有名になってしまっている土壌汚染については数値も含めて書かれており、インタビューでは業者さんの不安も少し書かれています。
しかしJapan TimesのフードライターRobbie Swinnerton氏の、豊洲市場に築地の「基本は引き継がれる」「より温度管理され」「より顧客に早く届く」は、大きな間違いです。これらが現在、もっとも移転を迎えた業者さんたち、仕入れの方たちが懸念しているところです。
 
この記事に書かれていない豊洲の問題点は、建物の構造的な欠陥、まったく市場の機能を考えていない設計、アクセスの悪さ、そのため流通が崩壊する危険すらあることです。
詳細は右リンクの「建築エコノミスト森山のブログ」
や、私たちの「築地でええじゃないか! かわら版」を見ていただければ、あまりの問題点の多さに誰もが豊洲は市場ではない」とおわかりになると思います。
たとえば、グラスファイバー壁で仕切られた仲卸店舗はきわめて狭く、マグロを切ることができない。駐車場が上階にあり、移動に時間もかかり、また荷物を積んだターレではとても走れないようなスロープ・カーブになっている。銀座から至近で、徒歩での買出し人は地下鉄なども充分利用できる築地に比べ、ゆりかもめだけの貧弱なアクセス。駐車場も足りず、申し込みすらできない状態になっています。温度管理についても、入出荷で扉を開け放つため管理は不可能、さらに湿度が高くカビが発生している始末です。
そして今週、開場記念式典の直前になって、地盤沈下により、幅10mにわたる地割れが発覚。しかも東京都は「知っていたが手を打たなかった」と、ありえない態度を取っています。
 
もちろん築地の街並が変わることや、伝統が失われることも問題ですし、豊洲の汚染も深刻です。しかし、築地市場移転の最大の問題は、日本の(それはおそらく訪日客のご自分の国でも起きていることです)安全で迅速な食の流通が破壊されることなのです。
 
なお、豊洲新市場は、観光客にとっても風情がないとか、場外でおいしいものが食べられないとかだけではなく、わざわざゆりかもめで行ってみたら、水溜り(汚染水)だらけの空き地に囲まれた巨大な建物まで延々と歩いたあげく、中の見学コースそのものもほとんど売り場を見ることもできず、飲食店も画一的な店がまえにおしこめられ、ひたすら不親切な通路を歩き回るだけのつまらない施設です。
 
外国語が得意だ、日本に遊びにくる友人がいる、観光案内をする機会がある、オモテナシをしたい、そういう方はぜひぜひ、豊洲の問題を教えてあげて、そんなところには行かないで築地でおいしいものを食べるようにお勧めしてください。
 **
以上のようなことは、日本の報道でもほとんど語られていませんが、この時期にBS11が挑戦的な番組を打ち出してくれました。放送は地割れ発覚の2日後、まさに開場記念式典当日、出演は日刊食料新聞記者氏と、築地仲卸・中澤誠氏、築地のよさを知り、豊洲の悪さを調べつくしたおふたりです。
** 
引き続きこちらもよろしくお願いします。
 都庁に声を届けましょう
Send your Message to Tokyo Met-gov.
東京都的網站上発送信息
 
宛先はこちら。
FAX:03-5388-1233

やっぱり、築地に残りたい(消費者も)。

9月10日、農水省豊洲新市場を認可しました。
これは、東京都だけではなく、国も食の安全と流通の安定を守らない、つまり、消費者の生命を守るつもりがないということです。
私たちは覚悟を決めなくてはいけません。
ほんとうに私たちの食、生命を支えてくれているのは誰なのか。
築地は、生産者と消費者を守るため、覚悟を決めています。
私たちも生きるために、築地の側に、ともに立ちましょう。
 
営業権組合の記者会見の動画です。築地の覚悟をごらんください。
さらに、9月13日21:00~BS11[報道ライブインサイドOUT]豊洲市場の特集番組を放送します。生放送! 仲卸・記者に聞く豊洲の内部、ということで、仲卸として登場するのは中澤誠さん。あきらかに豊洲の問題指摘の番組で心強いです。
しかし、開場一ヶ月前で、ふつうなら豊洲のPR番組がもっと流れてもいいはずですが、メディアは腫れ物に触れるような状態ですね。
 
東京都の嘘とごまかしだらけの申請書が、逆に豊洲新市場の問題点を列挙しています。2000ページ近くある申請書を開示請求してくれた個人の方が、それを公表してくださり、森山高至さんがまとめてくれました。その結果に、水谷和子さんはじめ、豊洲を調べてきた方や実際に豊洲を使えといわれて不安に思っている業者の方など、多くの方が指摘をしていきます。ぜひごらんください。みんな手弁当です。noteでは開示請求をした方へのカンパも募っています。
まずはこちらから

公共黙示録カイジ|森山高至|note

「つっこみ」はこれからこちらに。

カイジ資料分析掲示板

 
でも、一番わかりやすいのは、これかもしれませんね・・・
ちなみに、9月13日には業者のほとんどを排除しての「開場記念式典」が開かれる予定です。
**
私たちは築地がいい! 築地場内をどんどん宣伝しよう!
SNS食べログ、4Travel、Tripadviserなどの口コミサイトに、築地場内で見つけた素敵なもの、おいしいもの、築地の粋、などどんどん発信してください。
SNSには#築地でええじゃないか #savetsukiji #tsukijiisaliveなどをお使いください。
** 
引き続きこちらもよろしくお願いします。
 
都庁に声を届けましょう
Send your Message to Tokyo Met-gov.
東京都的網站上発送信息
 
宛先はこちら。
FAX:03-5388-1233

淀橋青果市場に行ってみよう。

f:id:nowarsgnaction:20180909233715j:plain

都内には11の中央卸売市場があります。
築地以外の市場も見てみよう、ということで、前回は東京最大・大田市場(青果・鮮魚・花き)をレポートしました。この3部門が揃うのは大田だけ。鮮魚は他には築地と足立が取り扱っています。
大田市場が神田や荏原などの青果市場を統合してできた経緯があるように、以前は都内にももっと多くの青果市場がありました。野菜は近郊にも産地が多く、商店街の青果店も多かったため、地域ごとの細かい流通に対応する必要があったからです。現在、野菜はスーパーでの流通も多くなっていますが、消費者の青果店への信頼は根強く、また近所の飲食店のニーズに応えているのも路面の青果店です。
 
新宿から各駅で一駅、大久保駅からすぐの線路沿いという絶好の立地にあるのが、今回紹介する淀橋青果市場です。電車から見たことのある方も多いのではないでしょうか。規模は小さいながら、東京西部からのアクセスがよく、大都会の消費ニーズに対応した市場です。
 
アクセスは大久保駅東中野駅の中間ですが、大久保からだと北口に出て、線路沿いの細い路地を通っていって、山手通りに出るとすぐです。築地のような場外はありませんが、業務用の青果などを取り扱う店が通り沿いに何軒か見られます。
大田のような見学コースはないので、山手通りにある正門の警備員詰め所で見学希望のむねを伝えると、あとは自由見学です。12時近くなっても大型車両の出入りも多いので、気をつけて見学しましょう。
 

f:id:nowarsgnaction:20180910000205j:plain

正門の裏には稲荷神社と、市場を創設した「内田秀五郎」の像があります。現在の西荻窪駅のある井荻村の村長で、沿線の開発を推進した人物として有名です。
 
淀橋市場は卸は「東京ベジフル」1社、仲卸は16社。正門側のほとんどの面積は野菜や果物の倉庫状態となっており、一番西側(東中野寄り)の建物が仲卸棟です。

f:id:nowarsgnaction:20180910000342j:plain

仲卸店舗はすべて同じつくりで、通路沿いに事務所をかまえ、裏側に商品を積み、その先の道路に搬出の車が寄せられるようになっています。
実際はあまり品物を店舗には並べず、荷下ろし場から直接買出しの車両に運搬しているようでした。小売店向けの青果はとにかくロットが大きく、同じ商品のダンボールがいくつもまとめて購入されるからです。それでも店舗に入る品物もあり、「ハコ単位なら個人でも購入可能」とのこと。縁日や学祭とかでスイカやキュウリ、焼きそば用のキャベツが大量に必要な人にはいいですね。

f:id:nowarsgnaction:20180909234145j:plain

運ばれてきた商品は、東側(正門近く)から土モノ(ジャガイモやかぼちゃ)、玉ねぎ、キュウリやなすなどの常温の商品、ビニールカーテンで定温を保った中にはトマト、仲卸棟近くには果物と分類されています。それぞれに香りがあり、大量の柑橘から芳香がただよっています。

f:id:nowarsgnaction:20180909234023j:plain

その間を移動するのは、ターレ、ではなく、マイティ・カー。面積が狭いからか、ターレは使用されておらず、この電動台車が活躍しています。搬入搬出のトラックは中まで入ってきて、当然、ウイングを開けて作業できるようです。
線路側には買出し人駐車場があり、仲卸の売り場に寄せて積み込み、退場できます。狭いということもありますが、出入り口も多く、効率的な動線になっています。

f:id:nowarsgnaction:20180910000544j:plain

線路側の南門から大久保側に伸びている、ちょっとわかりにくい場所にある建物が関連棟。マイティ・カーとフォークの修理屋さんや、なぜか床屋さんがたくさんあります。二階は事務棟のようです。階段がしぶい。

f:id:nowarsgnaction:20180910000619j:plain

飲食はここに二軒(と、自販機コーナー)。
ラーメンあづま家と、某グルメ・ドラマで取り上げられた人気店「伊勢屋食堂」
南門からは入りやすく、伊勢屋には近くの会社員風の人たちが列を作っていました。店内は狭いですが、メニューがけっこう多い。豚肉の定食が代表的ですが、日替わりの魚メニューも充実していて、お刺身が入荷する日もあります。小鉢もいろいろ。
筆者は、5月に行ったので、季節メニューの「豚肉とわらびの卵とじ」750円に、トマトの黒酢漬けを追加。トマト半個を漬けた豪快な漬物で、100円。

f:id:nowarsgnaction:20180910001236j:plain

市場外のお客さんに対しては「ごはんは丼が普通サイズですが、どうしますか?」と聞いてくれたり(写真は半ライス)、食後にショップカードをくれたり。

自家製の糠漬けは、何種類かあって、お盆から選ばせてもらえました。市場の人の食事が終わって、空いている(でも一般の人で並んでいる)時間だからかもしれませんが、いろいろ気配りをしてくれます。

 

ここはドラマ出演の効果もあるのでしょうが、どこの市場でも、こうした場内のお店は、市場で働く人たちの毎日を支えるだけでなく、「食に関わる人たちが食べているものだから」ということもひとつのブランドとなり、外からも食べに来る人が多い。
 
築地市場「うおがし横丁」は、ランチタイムには連日大行列ができています。これが豊洲に移転したら、これらのお店の損失ははかりしれません。
また、豊洲で用意されている飲食店のためのスペースは築地の現状と大きく異なり、設備投資や従業員の増減などの負担を強いるものです。なによりもオフィスビルの一角のような店舗は、市場グルメとしての魅力を持ち合わせておらず、「ここでは営業できない」と、移転を前にすでに廃業してしまった場内の飲食店も出ています。
築地市場においしいランチ、風情あるお店を求めてくるみなさん、場内の飲食店を応援してください。近日当サイトでも、「うおがし横丁」特集をアップする予定です。おいしかった、楽しかった、と、SNSで発信する、食べログ、4Travel、Tripadviserなどの口コミサイトに投稿する、そうした声が増えれば、必ず力になります。市場グルメは、築地にあってこそ。
SNSには#築地でええじゃないか#savetsukijiをお願いします。
 
築地の話になってしまいましたが、もちろん伊勢屋食堂や淀橋市場もたいせつな市場の仲間です。お近くの方は、ぜひ足を運んでみて、生活に密着した卸売市場を感じてください。
 **
豊洲市場は現在「安全宣言」に基づいて、農林水産省認可申請を出しています。
農水省は食の安全と、流通の安定を守る義務があります。
豊洲市場を認可しないで」。
農水省に声を届けましょう。
100-8950 千代田区霞ヶ関1-2-1
農林水産省 消費・安全局 消費者行政・食育課
FAX:03-3502-0594
**
引き続きこちらもよろしくお願いします。
 
都庁に声を届けましょう
Send your Message to Tokyo Met-gov.
東京都的網站上発送信息
 
宛先はこちら。
FAX:03-5388-1233

大田市場に行ってみよう(後編)

f:id:nowarsgnaction:20180902235838j:plain

夏休みも終わり、お子様たちの自由研究も片付いて、ほっとしておられる皆様。前回お伝えした大田市場見学レポートが少しでもお役に立っていれば幸いです。
 
さて、大田市場といえば、実際は魚よりも野菜。一日の取り扱い金額11億3200万円、占有率51%で都内最大、つまり日本最大の青果市場です。
前編で書いたように、青果と鮮魚は4つの建物が連続して配置されており、青果は3棟。見学コースとしては、屋上から青果の入り口まで戻っていくと、卸・仲卸両方をぐるりと一周できる2Fの通路に入ることができます。
青果卸は4社、仲卸は301店舗166業者、建物は中ではひとつながりになっており、なんと71,000㎡!全体が広大な体育館のようなフロアです。
一番左側が卸のトラック・バースに続いており、品物はここから入荷。鮮魚と左右対称になっています。
時間帯によるのかもしれませんが、トラックが直接中に入ることもでき、天井が高くバッファのある場内では、ウイングを開けて直接フォークで積み下ろしすることができます。青果は同じ品物が大量に入出荷しますから、当然ですね。まさかいまどき天井が低くてウイングが開かない市場があるわけがないですが。

f:id:nowarsgnaction:20180903000111j:plain

f:id:nowarsgnaction:20180903000151j:plain

見学通路にもセリについての説明などの看板が少しあり、6:50のセリにはこの真下に何百人もの売買参加者が居並ぶと思うと壮観です。ちなみに、この説明看板は日本語のほかに英語・中国語・ハングル文字の三ヶ国語表記で、点字もあります。まさかいまどき公共施設で英語の案内しか申し訳程度にないところがあるわけがないですが。

f:id:nowarsgnaction:20180903000304j:plain

鮮魚と違い、青果は昼間でも品物が入荷したり移動させたりがあるので、ターレやフォークが大量の野菜のダンボールを動かしているところを見ることができます。見渡す限りのダンボールやケースの中は全部野菜や果物。これが毎日都民の胃袋に入ると思うと、圧倒されます。まさかいまどき2.5tのフォークが使えない市場があるわけがないですが。

f:id:nowarsgnaction:20180903000403j:plain

仲卸のお店はよく見ると一軒づつが蔵づくり風。1階に商品を置いて、2階が事務所のようです(鮮魚も同じつくり)。
豊洲の仲卸もこうしたデザインがされているのですが、鮮魚については天井が低く、2階に事務所を置くような有効活用ができません。まさかいまどき2階にハシゴであがる市場が、と、書こうと思いましたが、築地もそうです。豊洲は変なところだけ築地を踏襲しましたね。
 
ともあれ、大田の青果は、広大な空間を効率的に商品が流れていく様を上から一瞥することができ、卸売市場の仕組みを知るためには、豊洲よりもこちらの見学コースの方がビジュアル的にわかりやすいようです。
 
ついでなので、築地にはない花き(かき)市場を見てみましょう。花きを扱うのは都内11市場のうち5カ所。1988年に北足立から始まった、比較的新しい制度です(それまでは花きは民営)。
花きは敷地が違うので、一度正門を出て、首都高速の下をくぐって敷地西側に回ります。花き正門から入り、奥の玄関棟へ。

f:id:nowarsgnaction:20180903000756j:plain

仕入れには、青果や鮮魚とはまったく違う業者さんが来るのでしょうから、この遠さは問題にならないと思いますが、見学者にとっては徒歩約15分。セリは7:00なので、両方見るのは不可能です。
ここはモニターを使ったセリ場が二カ所(切り花と鉢物)、参加者は椅子に座ってパソコンに入力してセリ落とします。
見学コースには展示コーナーやフラワーアレンジメントがなされ、見本市の役目もしています。

f:id:nowarsgnaction:20180903001224j:plain

売り場全体はコンベアーや、ムカデのように連結されたターレが走り(花は重ねて積むことができないものが多いので)、ハコ車に鉢物が積まれた光景は、大きな園芸センターのよう。
ここでは仲卸から一般の方も買えるらしいので、活け花教室とか、100万本のバラを贈りたい方はどうぞ。
 
さて、最後は一般の方がいちばん楽しめる、関連棟。青果棟と鮮魚棟のあいだにありますが、上からではなく、青果荷捌き場のあいだを通って路面からアプローチできます。

f:id:nowarsgnaction:20180903001330j:plain

f:id:nowarsgnaction:20180903001422j:plain

こんな感じの通路が二本。ちょっとした商店街風です。大田には場外はないので、飲食や一般客の買出しはこちらで。
市場グルメの飲食店は海鮮や寿司がめだちますが、ラーメンや中華、ステーキなどもあり、幅広く楽しめます。用度品や乾物ももちろんありますし、ヤマザキパンや、衣料品店、書店、なんと整体も。あと、卸での扱いはないのに、肉屋があり、業務用にしては少なめ、家庭用には多いかな?というロットで売っていました。
1988年開設ですが、昭和レトロな香りのするお店も多く、シブい喫茶店好きも訪れる価値があるかもしれません。

f:id:nowarsgnaction:20180903001551j:plain

「コーヒー・ハトヤ」さんに入ってみました。メニューがやたら多く、定食20種くらい、うどん、ラーメンにピラフやスパゲティも何種類もあります。ママさんはもれなくお客さんを「社長」と呼んでくれますよ。写真はシーフード・ハンバーグ。なんだろうと思ったら、シーフードミックスの入ったポテト(コロッケの中身みたいな)を焼いたものでした。
 
では、大田市場のいいところをまとめてみましょう。
・建物のあいだに道路がはさまっていない(花きをのぞく)。
・大型車の入出場の道路が複雑になっていない。
・荷物の入荷からセリ、分荷、出荷まで一定方向で流れていて、動線が交差しない。
・基本は平場なので、縦方向への移動は最小限。
・荷下ろし、荷積みのバッファが確保されている。
・トラックが場内に入ってウイングを開けることができる。
・通路が広く、ターレが走りやすい。2.5tのフォークが余裕で使える。
・仲卸店舗に余裕がある上、通路に商品を出して陳列できる。
・関連店舗はどこからでもアプローチしやすい(花きをのぞく)。
・見学通路から売り場がよく見える。
あたりまえのことを並べていると思いますが・・・この「すべてができない」のが豊洲新市場です。
 
30年前、スーパーなどの大量流通に対応した市場として設計された大田市場。品物を運び込んで、セリをして、ふたたびトラックで積み出す、という動線を広大な敷地にシンプルに展開した、非常にわかりやすいつくりの市場です。あたりまえですが、わざわざ広いところに4階建てにして商品をエレベーターで移動させたりはしません。このつくりは、30年たっても確実に機能しています。築地のような専門性のある市場とは異なりますが、大量流通を支えるには、最低限、この機能が必要なのは、実際に大田市場を見てみれば一目瞭然です。
私たちの舌を満足させる築地に対して、毎日の胃袋を満足させているのは大田市場かもしれません。
 

f:id:nowarsgnaction:20180903002200j:plain

豊洲市場は現在「安全宣言」に基づいて、農林水産省認可申請を出しています。
農水省は食の安全と、流通の安定を守る義務があります。
巨大な人口を抱える首都圏の市場に欠陥があれば、食品流通はたちまち危機に陥ります。
開場してみたらダメだった、ではすまないのです。
大田は移転に慎重な意見をくみいれ、青果と鮮魚の開場時期をずらしました。
築地を閉鎖してから豊洲を開ける、などはとりかえしがつかないことになります。
 
豊洲市場を認可しないで」。
農水省に声を届けましょう。
100-8950 千代田区霞ヶ関1-2-1
農林水産省 消費・安全局 消費者行政・食育課
FAX:03-3502-0594
**
引き続きこちらもよろしくお願いします。
都庁に声を届けましょう
Send your Message to Tokyo Met-gov.
東京都的網站上発送信息
 
宛先はこちら。
FAX:03-5388-1233

大田市場に行ってみよう(前)

f:id:nowarsgnaction:20180827001750j:plain

よい子のみんな~!夏休みの自由研究は終わったかな?
今年の自由研究は「卸売市場(おろしうりしじょう)」はどうだろう?
東京都なら、今話題の豊洲新市場。
これまでみんなに美味しい食べ物を届けていた市場(市場)が、どう変わるかを調べてみるといいよ!
でも、実際に豊洲に行くのは遠いし、面倒くさいし、暑いし、見学してもよく見えないし、コンビニもないし、何といっても地面から毒のある水が垂れ流しだから保護者の人が心配するよ。
だから、豊洲には絶対行ったらダメ。
実際に行かないで、森山高至さんのブログを見て、コピペするのがお勧めだね!マンガやアニメを使った比喩(難しい言葉だね。意味を調べてみよう)もたくさんあって、わかりやすいし、乗り物大好きなみんなにも超お勧めだよ!

もちろん、卸売市場の研究なら、日本の、いや、世界の卸売市場のラスボス、築地市場を見てみないと始まらない。
でも、築地の場内というラスボスにたどり着くためには、場外という恐ろしいダンジョンが周りを囲んでいるんだ。場外ダンジョンは、最近はお魚やお寿司だけじゃなく、みんなが好きなスイーツとか、保護者の人たちが大好きなビールというトラップも増えていて、これにハマると、抜け出せなくなっちゃうんだよ!

そこで、今日は豊洲でも築地でもない、東京都の全部で11ある市場のうち、都内最大の大田市を紹介しよう。

築地市場がなくなっちゃったら、豊洲は「遠いし」「不便だし」「安全じゃないし」「ブランドないし」と言って、困っているお店屋さんの大きいお友達!あの「孤独のグルメシーズン7」で大評判の八丁堀シブヤさんみたいに、移転したらやっていけないから閉店します!と、言ってしまうのは、ちょっとだけ待って。
まずは、移転を止めること。
それでダメなら、大田市場か足立市場に行くかなぁ、と考えているなら、よい子のみんなと一緒に、大田市場を見てみよう。

大田市場は1989年に大田区の湾岸エリア・東海に作られた新しい巨大な市場。
秋葉原にあった神田青果市場(やっちゃば)が移転(移転って距離じゃないね。いろいろ大人の事情があったんだ)し、荏原・蒲田・大森市場と合併する形で作られました。できる時には、やっぱり移転したら不便とか、土地転がし(大人の事情)だとか、いろいろ問題が出て、反対も多かった。
それに、これだけ大きな市場が突然稼働することになるのは、うまくいくかどうかわからない、ということで、青果と鮮魚は時期をずらして開場させることになった。その間元の市場ももちろん残してね。だって失敗したら、都民のご飯が困っちゃうから。昔の人は慎重で、今より賢かったんだね。

昔(お父さんお母さんが子どものころ)は、市場はもっとたくさんあった。京成電鉄に青物横丁って駅もあるし、都内にもあちこち「青物市場」とかの地名が残っていることもあるね。ちょっと前までは、野菜は東京でもたくさん作られてたから、地域ごとの市場に運ばれ、近くのお店が買いに来ていたんだよ。だから都内にも小さい市場がたくさん必要だった。
でも、野菜も遠くから運ばれてくるようになって、地元の小さいお店や商店街も減ってしまったから、大きなトラックがどんどん搬入して、また大きなトラックで運び出すことのできる広くて(でも遠いとこにある)まとまった卸売市場が必要になってきたんだ。それが大田市場。
もちろん東京は人口が多いから、そういうのも必要だけど、小回りの利く地産地消も、両方必要なんだよね。

大田市場には、公共交通なら大森か品川からバス。早朝は本数が多いけど、昼は少ない。どっちからも20分以上かかるけど、大森の方がちょっと近いかな。保護者の人の車で行くか、近所のお店が「豊洲に行きたくないから下見に行く」なんて行ってたら、乗せてもらえるといいね。ここに毎日公共交通で行くことを考えると大変だ。

f:id:nowarsgnaction:20180827002219j:plain

バスや車は、住宅地では見たことのないような大きな道路、周りは発電所とか倉庫とか、とにかくだだっ広いところを通ります。行き交う車もコンテナを積むトレーラーがほとんど。乗り物大好きなキミは、もうここで満足するかも。
大田市場は、東京に入ってくる貨物の要所にあるので、たしかに立地はいい。アキバのままなら、こんなに車は入れなくなってた。
車だけじゃなくて、鉄道、船(だからコンテナ車が多)、羽田空港も近い。大田市場に行けば飛行機もたくさん見られるよ。

バスは市場の中までどんどん入って、事務棟の前が終点。帰りのバスの時間をチェックしとこう。目の前にはターレが行きかう、青果の積み出し場があるけど、そこは働く人の場所。
見学は事務棟の2Fにあがろう。資料室があるので、そこで受付して、資料ももらおう。土曜は閉室だからパンフを取って案内図をよく見てね。特に予約は要らない。
ちなみに、ここのトイレは見学者でも利用しやすいし、バリアフリーで広くてとてもきれい(他はふつう)。「豊洲が築地よりいいところはトイレだけ」と言われているけど、豊洲より大田がいいくらいだよ。

f:id:nowarsgnaction:20180827002419j:plain

事務棟から市場棟にはガラス張りのドームの渡り廊下でつながっている。
左右の窓の下には「野菜数え唄」のレリーフがついていて、1はなんとか、4はしいたけ、とか、語呂合わせが書いてある。都内に11市場あるけど、現在見学コースがちゃんとあるのは大田だけ(他も入ることはできるよ)。作ったときに誰かが「数え唄で野菜に親しんでもらおう」と考えたんだね。豊洲の「江戸小紋のパネルで情緒を味わう」みたいにひねりすぎるよりはいいけど。

市場棟に入ると、そこは青果。大田は青果が7割以上を占めていて、鮮魚は少ない。見学コースはまず青果をぐるっと見るんだけど、到着時間が遅い(9時とか10時)と、鮮魚はどんどん閉店しちゃうから、周回のルートは無視して、建物の手前(管理棟側)の通路(順路の→は逆向きだけど気にしないで)をどんどん進んで、鮮魚を先に見よう。→(逆)は、狭い階段に続いていて(見学コース自体はバリアフリーではない)、それを登ると駐車場になっている屋上に出る。全体「ここ通っていいのかな」と思うような、ちょっと狭くて殺風景な通路だけど、大丈夫。

f:id:nowarsgnaction:20180827003043j:plain

屋上に出ると、大田市場の全貌がやっとわかる。市場は四つの三角屋根の建物がつながっていて、この三角の屋根もさらに三角形のぎざぎざの形になっている。
これはノコギリ屋根という、工場などでもよく見られる、大きな建物に最適な自然採光をするための構造。この写真だと奥側の面が、ガラス張りになっている。築地も扇型のノコギリ屋根だけど、大田のは一直線で壮観だよ。豊洲は一部に太陽光発電パネルを載せているけど、電気代はどっちがお得なんだろう。

f:id:nowarsgnaction:20180827003210j:plain

屋根のまんなかには突然、ちょっとオモチャっぽい野菜のオブジェがついている。左からカブ、タケノコ、ブドウ、一番右の鮮魚棟はタイだ。
これもできた時はあまり評判がよくなかったらしい。屋上からだと見上げる形になるので、よくわからないし、遠くからだとよく見えないしね。
 
今の時期、屋上は日射しがすさまじいことになっているから、気をつけてさっさと歩こう。青果から鮮魚までは歩いて5分もかからない。豊洲は青果から鮮魚まで25分かかるから、夏場は人が倒れるね。

鮮魚棟に着いたら、また階段を下りて、市場の上にある通路から見学できる。右側が卸で、左側が仲卸の店舗が並んでいる。筆者が着いたのは10:30だったから、卸はもうなにもなかった。一番奥が活魚の水槽だ。

f:id:nowarsgnaction:20180827003528j:plain

その向こうはトラックが直接つけられる場内道路になっていて、ここに荷下ろしをして、セリ(5:40)をして、通路をはさんだ仲卸のお店に魚は運ばれる。
仲卸の店が並ぶ通路はそのまま積み込み場につながっているので、買ったものはターレや台車ですぐに運ばれる。動線はすごくスムーズだ。もちろんスロープやエレベーターとかで階を移動するようなめんどくさいことはないよ。
仲卸は、ぽつんぽつんと開いている店があり、わずかだけど魚も並んでいた。大田区が近い人は、がんばって早起きして行こうね。

f:id:nowarsgnaction:20180827003707j:plain

でも、築地みたいに仲卸のお店を間近で見ることはできず、上の通路から降りることはできない。豊洲の仲卸棟見学コースみたいに、ガラス窓の下に仲卸店舗の屋根しか見えないというよりはずっとマシだけど、築地好きにはちょっと物足りないかもね。それに、一般の消費者(お店屋さんじゃない人)がBBQとか寿司パだとかのために買うことはできないんだ。築地は、11時以降ならそれができる。
 
鮮魚棟は1棟だけだから、見学通路を往復したら、もうおしまい。案外狭いね。
卸の会社は一社、築地の大都魚類の大田支社だ。仲卸は86店舗43業者。築地は卸7社、仲卸約500社だから、かなり少ない。取り扱い量は鮮魚と加工品が半々くらい、金額にして一日3400万円(17年平均)。これは、築地・足立・大田の都内3鮮魚市場のうちわずか2%(占有率)だって。
 
次回紹介する青果部門は都内9市場の占有率51%。全国でもトップだ。大田が巨大市場だといわれるけど、それはほとんどが青果。
鮮魚に関しては、青果を仕入れにくるスーパーとかが同時に魚も仕入れるためにあるレベル。魚メインで野菜も買える、築地の逆だね。
 
業者が少ないということは、当然魚の種類も少ない。専門店が築地に頼る特殊(量の少ない魚)なんかはどうしても弱いよね。
あと、最初に書いたような交通アクセスを考えると、大田には大きいトラックでどーんと買出しに来る業者じゃないとちょっと難しい。築地に地下鉄や自転車で来てるようなお寿司屋さんは、大田に切り替えるのはムリそう。豊洲も同じくらい行きにくいけどね。小規模のスーパーとかで、豊洲仕入れたくない、と思う業者さんで、大田区が近ければ、いいかもしれない。
 
こう書くと、大田市場がしょぼいみたいになっちゃって申し訳ないから、後編は巨大な青果と、築地にはない花き、そしてみんなお楽しみの市場メシがある関連について書くよ。
夏休みも終わるし、めんどくさいから次回は普通の文体です。

豊洲市場「杭打ち偽装」疑惑発覚!

豊洲市場に「杭打ち偽装」疑惑が浮上…施工業者が決意の告発!(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/2)

 

調べれば調べるほど、不正や手抜きが続出し、まともな部分は一区画もないのではないか、とすら思える豊洲新市場。ここまでひどい公共建築は前代未聞です。

今回、ついに、横浜のマンションが「杭の強度不足」で全面建替え、補償を余儀なくされたことも記憶に新しい「杭打ち偽装」が、豊洲(7街区駐車場棟)にもあるのでは、という疑惑が報道されています。

これが本当なら、豊洲の建物そのものを建替えることは必須(ほんとうは土壌汚染対策のためにも建替えるべきだった)ですし、そうなれば、今でさえ異常なまでに工費が高い豊洲市場をもう一度建てる必然性はまったくありません。

少なくとも、この問題については、東京都の「114本の杭のうち48本を500mmカットすることは大きな変更ではない(横浜のマンションの場合は473本のうち8本が不足していて解体・建て直し)」という言い分を鵜呑みにせず、きちんと精査することが必要です。

 

8.4から配布している「号外」にひとことですが「杭打ち偽装」の文字を付け加えた(都知事の顔の上)バージョンを緊急作成しました。ぜひご利用ください。

f:id:nowarsgnaction:20180821004952j:plain

 

 

「都庁・農水省に意見を」を広めてください。

豊洲の問題を「おさらい」的に整理し、迫る「10.11」に向けて、都民の皆様に「意見を出して」とお願いする内容のチラシを制作しました。
次の記事にアップしている「号外(杭打ち偽装ver.)と裏表で使っていただけると効果的です。
街頭配布はもちろん、お店や民家などへのポスティング等で拡散してください!!

f:id:nowarsgnaction:20180821002745j:plain

 
築地や都庁、農水省での連日のアピールやかわら版くばりにご参加いただいている皆様、お疲れ様です。
また、話を聞いたり、かわら版を受け取ってくださった皆様、ありがとうございます。
 
こうしたアピールに応じてくださる方の反応の中に、「安全宣言は信じられない」「開場が迫っていて心配」だけど「どうしたらいいかわからない」という声がとても多いようです。
そうした方は、豊洲市場農水省認可申請中であり、まだ申請はされていない、ということを知ると驚かれます。「もう決まってしまった」という認識は、「実はまだ認可されていない」と聞くと「あれっ」となるのではないでしょうか。
 
現在の小池都知事の支持率を見ても、東京都が出す「安全宣言」を手放しで信用する人は少ないだろうと思われます。豊洲市場について「汚染があるらしい」程度の認識しかなくても、不安を感じる方が大多数です。
今話題の「杭打ち偽装疑惑」(週刊現代)
 
 
をはじめとする建築や汚染対策の不正問題、市場としての機能を果たさない建物の設計、交通の問題などで流通が崩壊する可能性などなど、無限ともいえる豊洲の問題点の一端でも知れば、豊洲が開場して「都民の台所」になることの危険性を実感することでしょう。
 
私たち「築地でええじゃないか!」かわら版は、これまで豊洲の問題点よりも「築地には価値がある」ことに重点を置いてきました。そして「かわら版」という形式で、楽しく知ってもらい、実際に築地を見てまわってほしいということを目的にしています。
 
今回アップした「チラシ」は、そうした流れとは違い、豊洲に不安・不信を持つ都民の方たちの声を農水省・都庁に集中してほしいということを全面に出した、完全な呼びかけ文です。築地に来て楽しもうという観光客の方に配るのは不向きですが、「8.4号外(杭打ち偽装ver.)」との両面で印刷していただき、以下の用途でぜひご利用ください。
 
・地元や繁華街、商店街などでの街頭配布。
 
・商店街へのポスティング。チェーン店などは入れても効果はありません。個人商店。飲食店に限らず、食品関係、また、健康や環境問題に関心が高そうな業種、たとえば鍼灸や整体、ヨガ、フェアトレードショップ、書店・古書店、雑貨店などもお勧めです。
 
・民家へのポスティング。軒並み入れても効果は薄いです。政治に関心がある(野党系のポスターを貼っている。ただし都議会で自公は「野党」ですが、当然対象外です)、食や環境に関心がある(なんらかのステッカーなどを貼っているなど)といった傾向がわかる家がご近所・通り道などにあれば、ぜひポスティングしてください。
!!注意!! ポスティングは「チラシお断り」などとあるところには絶対に入れないでください。また、ポストの位置などが敷地内にあり、マナー違反となるおそれがある場合も、強引に入れるのはやめてください。あくまで入れられるお店や家の立場を重んじて、常識の範囲での配布をお願いします。
 
配布に協力してくださる方にはご負担をおかけしますが、こうした活動は基本的に自腹で行うものです。ご自分ができる範囲の枚数で印刷等して、ムリのないところで配ってください。
枚数は10枚でも30枚でもピンポイントでうまく使っていただければ、効果的だと思います。「関心がありそう」「意見を出してくれそう」なところがあれば、ポスティング、手渡しなどでぜひ広めてください。
もちろん従来のかわら版とセットで、さらに一押し「意見を出して」というときに渡すのもアリです。
 
** 
豊洲市場は現在「安全宣言」に基づいて、農林水産省認可申請を出しています。
農水省は食の安全と、流通の安定を守る義務があります。
豊洲市場を認可しないで」。
農水省に声を届けましょう。
100-8950 千代田区霞ヶ関1-2-1
農林水産省 消費・安全局 消費者行政・食育課
FAX:03-3502-0594
 
引き続きこちらもよろしくお願いします。
 
都庁に声を届けましょう
Send your Message to Tokyo Met-gov.
東京都的網站上発送信息
 
 
宛先はこちら。
FAX:03-5388-1233