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「築地でええじゃないか! かわら版」最新号です。
今回は、通常の街頭配布用ではなく、飲食店・商店街へのポスティング用!
築地がなくなって、実は一番困るはずの人たち。もちろん実際築地に仕入れに行っている店は限られているし、そうなると日々忙しいので、なかなか食料の流通全体のことまで考える余地がない方も多いと思いますが、やはり現場には深刻な問題であるはずです。そして、大型店やチェーン店に個人商店・商店街が圧しつぶされている現状は、築地や卸売市場法の問題とリンクしています。そうしたお店さんに、少しでも届くといいな、という趣旨で作ったものです。
以下の「コツ」をお読みいただいた上で、各自印刷して拡散にご協力ください。
1.対象は個人商店です。魚や寿司、和食には限りません。そば屋でもいいし、カフェでもバーでもいいです。飲食に限らず、食品関係小売店でもいいです。雑貨屋とかでオーガニックとか、輸入食グッズを売っている店とか、意識高そうな店もいいです。チェーン店は、入れても意味がないです。
2.ベストはお客さんとして入って、「どうだい、大将、築地がないと困るよねぇ」と語らうのがいいのですが、それをやっていると時間とお金が無限にかかるので、ポスティングというわけです。もちろん語らうチャンスがあれば、お願いします。
3.お店にはポストがなかったり、見つかりにくいこともあります。ビルやマンションに入っている店が多いので、ビルの集合ポストを探すといいでしょう。「チラシ禁止」や目当ての店のポストがない場合(2Fから上の住居のポストしかない場合もある)、また、ポストがチラシや手紙でぎゅうぎゅうの場合は、投函をあきらめましょう。小さいポストが多いので、あらかじめ半分に折っておくとよい。
4.年末になると飲食店は忙しいです。できるだけ12月上旬までに投函してください。
地元の街、駅からの帰りがけのルートにあるお店だけでもかまいません。飲みに行ったら、その周辺の店にまいてくださってもいいです。東京に限らず、首都圏ならどの街でも対象になります。はっきりと他の市場がある、三崎とか勝浦はどうかと思いますが。
この活動をやると、その街の商店街のレベルというか、個人商店がどれほど生きているか、それともチェーン店に侵食されてしまっているか、気になる店、よさそうなお店がどのくらいあるかが見えてきます。
築地の移転問題は、食品流通全体の問題です。そこには生産者から市場を経て、小売店、そして消費者まで、関係のない人はいません。築地のことを考えると同時に、ぜひ皆様の地元の商店街にも目を向けていただきたいと思います。