築地でええじゃないか! かわら版

「新宿港町行進」や築地場外、都庁前などで配っているかわら版をアップしています。転送・印刷配布ご自由にお使いください。

還してくれよ!水神様!


還してくれよ!水神様! byジョニーH

「タコの歌うたいさん」でおなじみ、ジョニーHさんが、築地場内の水神様

の"拉致問題"について新曲を作りました。

 

水神様に関してはこちら。

築地は水の街 - 築地でええじゃないか! かわら版

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水神様は7月上旬に氏子である魚河岸会全体にも告知されることなく、突如「魂抜き」が行われ、神様は本宮である神田明神に還っています。

元々水神様は江戸時代からの魚河岸の守り神として、神田明神にあったのですが、築地市場にはその伝統を引き継いだ「遥拝所」が設けられました。

 

なお、前記事で「水神様は日本のやんごとなきご一族と関係が深い」と書きましたが、ここでそのご一族について紹介します。

成田屋:市川団十郎です。

屋号の由来は成田山新勝寺(真言宗不動明王)から来ており、豆まきに成田屋一門が並ぶことでもおなじみですね。

ところが、神田明神成田山に対する江戸からのカウンターとして建てられたというもともとの由緒があるそうで、もちろん現在ではそんなことはないのですが、その中で、なぜか成田屋一門は水神様にだけは参拝する習慣があったそうです。

宗教史的には神仏習合とか、いろいろな経緯もあるのですが、芸能史においては、この結びつきの理由は、市川家の「十八番」である「助六(助六由縁江戸桜)」に関係しています。

助六は「曾我兄弟もの」という時代歌舞伎ですが、主人公である吉原の遊び人:助六(曾我五郎)らは江戸時代当時の最先端の風俗をまとったアイコンとして、江戸の町の人気を博したキャラクターです。そのファッションの中に「赤い蹴出し」を見せるという、男性としては特殊な着こなしがあります。いわゆる「かぶいた」格好の代表とされますが、これはもともと実際に江戸魚河岸(日本橋)の男たちがしていたもの。魚河岸衆は威勢のよさが売りなので、江戸のファッションリーダーとして新しい風俗をいろいろ発信していたのです。

そんな魚河岸リスペクトとして造型された助六を演じるときには、下座音楽も魚河岸の旦那衆(江戸時代の素人の、いわゆる旦那芸にはプロレベルの人がいた)に頼むという伝統もあり、当然、上演時には神田の水神様に遥拝することになっているのです。

また、これは魚河岸由来とは断定できないのですが、ヒロインである花魁の揚巻は、水引の巨大な伊勢海老を前につけた帯をしているという、これまたとんでもないファッションです。魚河岸風ファッションの助六に対して、海老を対にした、とも考えられます。

そして海老といえば、団十郎丈の「前の名前」であるところの、市川海老蔵

当代海老蔵丈、最近も息子さんとともに話題になっていますが、この方は場内では有名な築地贔屓であるらしいです。なにせ歌舞伎座からも演舞場からも近いですから、場内の魚がし横丁のお店でお鮨を召し上がっているところを、ちょこちょこSNSに上げているようですよ。

 

海外セレブに大人気の築地ですが、もちろん日本を代表するセレブリティも、築地とは関わりが深いのです。

 

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