築地でええじゃないか! かわら版

築地市場が豊洲に移転して5年。卸売市場が支える消費者と商店街を守るため、東京都とゼネコンの再開発事業の動向をウォッチ。

4.20カジノシール投票の告知と、豊洲の「良心」銀鱗文庫の紹介。

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第四回「築地をカジノに?! 賛成? 反対? シール投票」
4月20日(土)11:30~ 一時間程度 (いつもと時間がちがいます!)
築地四丁目交差点
雨天中止。
 
第三土曜日は某政党の月例街宣が11:30まであるので、時間をずらしました。もしまだ混雑しているようなら、「築地本願寺側」ではなく、銀座方面に渡った「QBハウス(床屋)側」での展開となる可能性もあります。
 
13時からの築地市場正門前・お買い物ツアーもよろしく!
詳細・直前状況は右記「みずのやさんのTwitter」でご確認ください。
 
また20日は場外の「半値市」
各店で目玉商品が半額、もしくは同じお値段で二点、となる大特価セールです。
こちらもぜひ。
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さて、一方豊洲市場のほうでは、あいかわらず土曜マルシェが行われているようです。またゴールデン・ウィークにはイベントもやるそうです。ほとんど告知されていないそうですが。
死亡事故があったのに検証もしないで観光客を呼び込もうとしているのもいかがかと思いますが、今月から土曜マルシェの場所は、青果棟前から6街区(仲卸棟)の千客万来施設予定地に変更となっています。
ここは買出し人の駐車場として250台分が開放され、開場以来深刻だった駐車場不足が少し解消した、と喜ばれていた場所です。それを追い出してイベント(今後は先客万来施設建設までのあいだ、仮設建築の商業・観光施設を建てる計画も。2023年には壊します)を行う。買出し人は満車のことも多い時間制のTimes駐車場に並ぶか、代替として指定された有明に停めてバス移動だそうです。
ただでさえ予算面で市場会計を圧迫している土曜マルシェや観光客向けイベントが、さらに市場のお客さんに迷惑をかけている。
これらは東京都がイベント会社に丸投げし、多くは市場と関係のない業者が出店するという、見せかけの「賑わい」で、他の市場の開放日や場外の「半値市」のように、ほんとうに市場と連動したものではありません。だからこういうことになってしまうのですが。
 

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今回は、豊洲市場の「良心」をご紹介。
築地から移転した築地市場・銀鱗文庫」です。
築地市場だけではなく、全国の市場や漁業について、魚食についての本を集めた貴重な図書室。ここで編纂された「築地クロニクル」は築地の歴史が写真とともに詳細にわかりますし、官報なども調べることができます。それだけではなく、絵本から写真集などもあり、もちろん一般の人も入室して手に取って読むことができます。

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しかも入室してすぐのディスプレイがこちら(3月時点のものです)。
絵や写真の展覧会なども行われていることがあり、トップ写真は築地で働いていた石崎富士男さんの油絵です(会期終了)。
全国の産地から届いたパンフなどももらえます。

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(てぬぐいは500円で販売しています)。
 
場所は7街区・管理棟3F。
通路を入ると飲食の大行列にぶつかりますが、そこでうしろを向くとみずほ銀行の手前に小さなドアがあり、看板が出ています。まさに豊洲の「良心」のようなひっそりとしたたたずまい。
豊洲に行く際にはお見逃しなく。本によみふけると、場合によっては飲食店の行列よりも時間がかかることがあります(開館は14時まで)。
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引き続きこちらもよろしくお願いします。
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