5月25日(土)は、引き続き、カジノ・シール投票はありません。
が、いよいよ新作かわら版発行!
築地でええじゃないか!かわら版8号は、日・英・中三ヶ国語で築地と豊洲の現状をコンパクトにまとめた内容です。
カジノ問題について詳細に書いた7号とあわせて、築地案内、訪日観光客向けに配布していく予定です。裏面はお買い物ツアー案内もリニューアル!
25日はこのかわら版を12時ごろから築地各所で配り、お買い物ツアーの告知につとめます。
その後、お買い物ツアーは通常通り、13時から築地市場正門前です。今回はゲスト参戦もあるらしいですよ!
詳細・直前状況は右記「みずのやさんのTwitter」でご確認ください。
さて、前回に続いて、「他の市場はどんなとこ?」シリーズ。
今回は葛西市場(青果・花き)です。
葛西市場は1935年にできた両国市場がルーツ。現在地に移ったのが1984年で、95年には東京東部の花き市場を統合する形で、花きも併設されることに。
敷地は74515㎡、青果の扱い量は496tと中規模の市場です。
立地柄、千葉からの買出しが半数くらい。千葉や地元産の野菜も入ってくるようです。
駅にはマグロの展示がたくさんあり、葛西は水産市場?と思ってしまいますが、これは海側の葛西臨海公園の水族館のPR。食べるマグロではなく、見るだけのマグロです。
駅を出たら西側(新木場方向)へ線路沿いを進みます。線路の北側は大型トラックがゆきかう首都高湾岸線。歩道橋で渡ると、葛西中央通りの先右側に市場の敷地が見えてきます。徒歩8分くらい。
市場の北側は葛西トラックターミナル。そのほかも流通関連の大型施設が集中しています。水産会社のキョクヨーもなぜかここにある。
青果は一階建ての一棟がコンパクトにまとまっており、左右からトラックがアクセスし、フォークリフトでどんどん荷捌きを進めていきます。
花きは敷地東側に建つビルで、こちらは立体型の屋内市場になっています。
新しくできた、ほんとうに流通の経由地という感じのシンプルな構造です。なぜか、敷地内の神社はありません。
関連は正門手前にある低層の建物にまとまっており、物販はあまり一般消費者には用のあるお店はありません。
飲食は二軒あり、正門から看板も見え、近隣の倉庫街のひとたちも食べにきていました。
喫茶といいながら食堂の仙泉と、寿司といいながら寿司がない小池寿司の二店。どちらもメニューがとても多く、小池寿司は寿司と洋食(は仙泉で)以外ならなんでもありという感じ。日替わり定食も和食と中華があり850円。その他麺類やチャーハンの日替わりもあります。
写真はトリもつ煮定食750円。市場的なボリュームと濃い目の味付けです。
葛西市場には場外もないのですが、一店舗だけ。敷地の北側に隣接した「葛西食品市場」という名の西村食品のスーパーがあります。
スーパーなのでなんでもあり、乾物や加工食品、ジュースやお酒、野菜・肉・鮮魚と、業務用の冷凍生鮮品が充実。業務用・保存用から、家庭で今日使えるロットの野菜やすぐ食べられるアイス(なぜか種類が多く、安い)などが市場価格で手に入ります。ただし営業時間は6:00~12:00まで。
特に見学というところもありませんが、周辺全体の雰囲気とともに、トラック主流の物流を実感できる、都民(と千葉県民)の日常の食を支えている市場です。
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