築地でええじゃないか! かわら版

「新宿港町行進」や築地場外、都庁前などで配っているかわら版をアップしています。転送・印刷配布ご自由にお使いください。

ところで築地はどうなってるの2021冬

 

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昨年4月に続いて二度目の、そして今回はより感染拡大する中での緊急事態宣言が発令されます。
 
今回はほとんど「要請」がない中で、目立つのは飲食店に対する20時までの時短営業です。前回の時短によってダメージを受けた飲食店は「もうムリ」としているところも少なくありません。
 
そして仕入先である市場や卸店舗にも、お得意さんの縮小、場合によっては閉店した店もあり、このダメージは大きくのしかかっています。
築地場外もまた同じです。昨年の記事で、いくつかの専門店の閉店や休業をみてきましたが、今年の1月16日、土曜日のフォト・レポートです。

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もんぜき通りです。下は昨年の緊急事態のときでも行列していたモツ煮のきつねやですが、今回は閉まっていました。

しかし、記事トップの写真を見ても、意外と人がいる印象です。しかも外国人観光客らしき人もいます。観光客の入国はできないので、短期旅行者ではないのでしょうが。
日本人も多くは都内からと思われますが、観光目的です。そして、以前の、市場があったときの築地では禁止されていた「歩き食べ」が、なしくずし的に解禁になっている今(そうした店も増えた)、マスクをしないで食べながら歩く人が密集してしまっています。

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築地魚河岸です。やはり昨年よりは人がいます。

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波除神社の手前、市場のお客さんがいなくなった直後に閉店した「ゆで太郎」の跡は、タピオカ屋になったりして迷走していましたが、今度は芋菓子店です。やはり迷走しています。

 

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勝どき橋から。この防潮堤は頑丈すぎて壊す目処がたっていないそうです。

 

近隣の風景を二点。

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月島です。

以前書きましたが、もんじゃストリートの周辺の再開発計画があり、路地をつぶし、店を移転し、運河にまでぶち抜きのタワマンが何本も建てられることになっています。

その計画は着々と進められています。

もんじゃ店も開いているお店にはそれなりにお客さんが入っており、店の外で待つ姿も見られました。その一方で、昨年以来そのまま休業を続けている店もあります。

 

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晴海選手村です。

築地市場移転、豊洲の土地取得での価格の不透明さが問題になりましたが、同時に進められていたこちらの取引も問題があります。東京都の土地ですが、選手村建設のため三井レジデンシャルなどに格安で払い下げられ、オリンピック・パラリンピック終了後(開催できるか不明ですが)には、三井が「晴海フラッグ」というマンションとして販売するという丸儲けの構造です。

今はゴーストタウンのようになっています。

10000床以上があり、全室バリアフリー(パラリンピックもあるので)、医療設備、別棟の調理棟などもあり、COVID-19の軽症者、無症状者の待機施設が不足している今、開放を求める声も出ているのですが・・・

 

 

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豊洲移転、消費増税、そしてCOVID-19。飲食店・商店街に正しい振興策ときちんとした補償を!
開場2年で死亡事故3件! 売り上げ減少! 設備の故障、建物の歪みが止まらない! 豊洲市場の問題を検証してください!
エッセンシャル・ワークである卸売市場に正しい補償と対策のための給付を!
 
 
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宛先はこちら。
 
FAX:03-5388-1233

府中/大東京総合卸売センター

 

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他の市場はどんなとこ?
今回も東京の地方卸売市場、その名も大東京総合卸売センター
 
そんな大東京は府中市の南部、多摩川の近くにあります。バス停(府中本町から)からもやや遠いので、西武多摩川線(武蔵境から)終点の是政から歩く手もあります。緑地遊歩道を歩いて、15分、小金井通り?沿いに見えてきました。
屋上(駐車場)の看板が迫力ですね!
となりはサントリーの工場です。できたてビールの試飲が人気でしたが、現在は見学は休止中です。そういえば、横浜北部市場の精肉のある生麦にもキリンの工場がありますね。
 

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三多摩地区でもっとも歴史の長い府中市場は、1966年に開場。この地域が重視されたのは、「モータリゼーションの時代」を考えて、とのこと。

その後、卸市場として発展していきますが、1997年には青果卸が撤退(バブル崩壊の影響)。しかし多摩地区の人口増加もあり、小売主体に転換していきます。
 
現在では鮮魚に築地魚市場が入り(そう、築地はここにのこっている!)複数の仲卸が小売もしています。

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お肉はもちろん肉のアンデスはじめ、大ロットや希少部位もあるお店から、お惣菜もある家庭向けの店まで6店舗。トリ肉と玉子の専門店が2店舗ずつ。

青果はふつうの八百屋さんといった感じで3店舗。その他、業務食品スーパーが2店舗、包装材料屋さんなどの卸し的なお店のほか、洋品店(作業服じゃなく婦人服)やメガネといった商店街ぽさもあり。

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コイン精米所もあります。


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そして特筆すべきがこれ。
アジアンフード店。プロユースのものもありながら、小分けで100円のスパイスや豆など、一般にも楽しいセンスのいいお店です。

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中華食材店もあります。
 
しかし、残念なことに、空き店舗も多いです。休憩所になっていたり、歴史コーナーや小学生によるレポートコーナー「矢崎小学校の部屋」になっていたり。人形店のところは、隣のお店・自然食品のつちやさんのコレクションがぐいぐい進出してきていました。こういうのも、街の商店街っぽいですね。

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犬好きらしい。



 
しかし、この空き店舗は、今、お店が卸し系から小売に入れ替わろうとしている時期なのかもしれません。食の世界も、流行もあれば、時代が変わることもある。そういう食材を扱ったりして、新しいことをやろうというチャレンジングなお店も府中では頑張っています。これは他の市場も見習うといいね。
 
特に飲食。
時節柄、テイクアウトが飲食店の課題となってますが、休憩所をフードコート的に利用して、市場内でのテイクアウトをやっているお店が多い。テイクアウトのドライカレー専門店もあれば、ふつうに座席のあるお店も、丼や定食を持ってきてくれます。家族連れでそれぞれ別の店のものを食べたりもしていて、楽しそう。フォーのお店、レモネードと定食!!のお店、コーヒーの卸店もテイクアウトでガパオやルーロー飯といったアジアンフードを出しています。
 

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府中卸売珈琲店、さらにてづくりガチャまで設置。

100円で「すべて市場のもので作った」マスコットが出てきます。

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今回の市場メシは「のんしゃらん食堂」のまぐろとハマチの二色丼。まぐろ丼と定食のお店ですが、カレーも推しだそうで、カレーとまぐろ丼というセットも。迷った人に、と、言いますが、そうそう一緒に食べるメニューではないのでは・・・カレーは次回にします。
 
近くには多摩川が流れ、府中郷土の森公園も広がります。ちなみにその中の物産館では、府中産の青果や地域のおみせのお菓子やパンが買えるので、あわせて充実したお買い物ができますよ。
 
 *****
市場はエッセンシャル・ワークです!!

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「のんしゃらん食堂」が発行にたずさわり、100円で販売しているミニコミ「府中萬歩記(よろずあるき)」78号より。
 
都庁に声を届けましょう。
(小池都知事はあれこれ標語を出すけど、エッセンシャル・ワーカーについては言わないですね)
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練馬青果市場&魚市場"旬"、そして新井薬師。

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COVID-19の感染状況は、政府・東京都の間違った対策によって、ますます悪化しています。
11月中旬には豊洲市場で多くの感染者が発生し、業界(市場協会)が自主的に4000人にPCR検査をすることになりました。そもそもなぜもっと早く、東京都が検査をしないのでしょう。緊急事態宣言下でも、食品の流通はライフラインであるとして営業を要請していたのに。
 
市場が苦境に陥ると、買い手である飲食店・小売店も困ります。特に飲食店はCOVID-19によって売り上げが大幅に減少。政策として矛盾はありますが、GO TO EATや、クリスマス・年末年始の需要がないと、「もう持たない」という店も多いことでしょう。今、仕入先が休みになってすぐ対応できるお店は多くはないでしょう。まさに卸売市場はエッセンシャル・ワークであるわけです。
 

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こうしたリスクを分散させるためにも、市場は統廃合してはいけなかったのです。東京都の中央卸売市場は、今11市場。それを補うかたちで、地方卸売市場が存在します。地域の拠点となる重要な供給ネットワークです。
 
そんな地方卸売市場。今回は練馬青果市場を見てきました。
 

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門の近くに稲荷神社がありました。


とはいっても、立ち入り不可。地方卸売市場は小売をがんばってスーパーのように利用できるところもあるのですが、ここは純粋に青果を集荷し卸売して出荷する、だけの拠点でした。
用地は約9000㎡と小規模で、淀橋市場と同じ東京新宿ベジフルが運営しています。立地は練馬区高野台、目白通り沿いで、環八の交差点からもすぐの好立地です。敷地のとなりに関連を扱う問屋ヤスノがありますが、それだけ。
 

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こちらのほうがにぎやかです。
で、終わってはおもしろくないので。
練馬で有名な「魚市場・旬」にいってきました。市場からは1kmちょっと北。笹目通りから入ってすぐのところです。

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正確にはスーパー・フレッツの鮮魚部にあたります。このフレッツがすごい。青果と一般食品、あと道路を渡った駐車場のところで花きを扱っているのですが、この市場感。お値段も激安で、まとめ買いを想定しています。
 
そして魚市場・旬。一般消費者からも「ほとんど手に入らないような魚がごろごろ並んでいる」「築地並みの鮮度と専門性」「まとめ買いもできる」と評価されています。入ったらすぐにこの品揃えです。

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丸魚、切り身、刺身、塩干すべてが充実しており、さらに練り物や保存食品といったものもていねいなポップがすべてにつけられています。そして店内の大量のポスターや説明書き。尋常ではないくらいのていねいさで、プロユースのものを素人にも売る、というスタンスであることがわかります。

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練り物ひとつにも丁寧な手書きポップ。

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これだけ品揃えがあれば、練馬など23区北西部の飲食店はここで仕入れることも多いのでしょう。フレッツで調味料とかの関連商品も買えるし。
 
魅力は尽きないのですが、昼食に千葉産太刀魚の握り鮨(398円)と鮎の塩焼き(300円)をゲット。訪問したのが5月なので、そのときの「旬」で、季節はずれですみません。

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さて、この近辺でもう一ヶ所、魚が旨いと評判の街があります。
中野区の新井薬師です。
通称・新井薬師は、真言宗のお寺・梅照院。「め」と書かれた絵馬が有名で、眼病にご利益があるといわれる薬師如来がご本尊です。

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ここからJR中野方面に続く商店街が「薬師あいロード」。狭いながらも味噌の製造販売や豆菓子の名店など、門前町を形成しています。

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ここから中野通りにかけては、魚料理で有名な居酒屋や鮨屋も多い。
中野通り沿いにある「さかなの目玉」は、市場直送が評判、食べ応え満点と話題の店です。人気落語家がひいきにしてることでも有名ですね。

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海鮮丼1000円を時節柄テイクアウト。マグロ、かんぱち?、帆立、タコ、カニカマ、とびっこ、見えているよりも下にまだタコ刺しが隠れています。ミソきゅうりがつきました。
 
実はこの商店街や魚料理店の多さは、新井薬師成田山の系列にあり、したがって築地魚河岸からの信仰が篤いということが背景にあります。

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境内にはこんな水盤が。

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線香の鉢も。
また、ここには名水といわれる井戸があって、今も近所の方がポリタンクを持って汲みにきて、いつも行列ができています。ご縁日の骨董市も有名。

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昔はもっとあちこちに公設・私設の市場があったわけですが、信仰のかたちであちこちに遺る築地魚河岸は、東京の食文化を築いてきたもののように思われます。
 
その代表格は、なんといっても浅草寺の雷門

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インバウンド激減にさらされ、仲見世通りの家賃値上げにさらされ、と、築地場外と似た運命にあるのが皮肉ではありますが・・・

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GoTo以前の写真です。
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ところで築地はどうなってるの2020秋

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東京の、そして全国の商店街・飲食店は未曾有の危機にあります。
もちろん理由は、築地市場の移転、インバウンドの激減、東京都の禁煙条例、そしてCOVID-19です。みなさんのご近所のお店にも閉店したり、「とうぶん休業します」の貼紙が半年になろうとしているお店もあることでしょう。あの有名店が?というニュースも立て続けです。
そんな東京の飲食を支えてきた築地場外。

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プロフェッショナル向けの専門店であり、内外からの観光地であり、都内有数のグルメスポット。そのすべての面において、現在来客が大幅に減少しています。
 
こうした商店街・飲食店の窮状に対し、たとえば政府のGO TOキャンペーン。
GO TO EATの迷走ぶりが連日明らかになっていますし、GO TO 商店街なるものもあり「イベントして客を集めると補助を出す」という、感染対策と完全に矛盾したものです。
そしてGO TO トラベルでは、当初東京都がはずされ、その後も東京の感染者数は増えているにもかかわらず、東京も解除。ニュースなどではおもに「浅草が混雑」という映像が撮られていました。とはいえ、減少が少しストップした程度、というのが実情で、その後は悪天候などもあり、都内の観光地はどこも好調とはいえない様子です。
感染拡大防止のためにはいいことなのですが・・・補償なく、売り上げもないと、ほんとうに東京から商店街はひとつもなくなってしまいます。
 
そのMASTER OF THE 商店街、築地場外の10月初旬火曜日・12時ごろの写真記録です。

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波除神社向かいの東京促成の作業場(これはまだ稼働しています)の手前の建物数軒の解体が予定されています。

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晴海通りを渡った六丁目、立派な看板建築が数軒並んでいますが、いっせいにテナント募集が出ています。

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勝どき門。解体工事は完了していますが、右の立体駐車場はそのまま使われています。左の厚生会館と、船着場、堤防は解体しないようです。

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築地魚河岸から見た場内。手前の水神社は破壊の痕跡をそのままにされていて、藤が生い茂っています。整地された場内は「東京オリンピックの駐車場」ということですが、延期になったときに活用などは考えられませんでした。来年中止になったら、この破壊の意味はなんだったのでしょう。
 
市場跡地の再開発について、東京都が出した「まちづくり素案」によるラグジュアリー・ホテル、国際会議場そしてカジノ? などの計画はまだ撤回されていませんが、具体案はいまだに公表されていません。財政難から、都が保有して民間に賃貸するという予定から、土地の売却を検討する(売却したほうが明らかに損なのですが・・・しかも都はなぜか都有地や施設を民間に法外に安く売ってしまう)という報道も出ましたが、それは予想にすぎません。
再開発に関しては、全体を4ブロックに分け、複数の民間事業者が分割して担当することになっていたのが、最近になって単一の事業者にする、というのが新たな決定です。これほどの広大な土地を運営できる体力が、今の日本の会社にあるのでしょうか。
小池都知事からは、まったく築地や卸売市場に関する発言は聞かれません。
 
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今こそ、都庁に声を。
 
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市場跡地の再開発について、東京都が出した「まちづくり素案」によるラグジュアリー・ホテル、国際会議場などの計画はまだ撤回されていませんが、具体案はいまだに公表されていません。財政難から、都が保有して民間に賃貸するという予定から、土地の売却を検討する(売却したほうが明らかに損なのですが・・・しかも都はなぜか都有地や施設を民間に法外に安く売ってしまう)という報道も出ましたが、それは予想にすぎません。
再開発に関しては、全体を4ブロックに分け、複数の民間事業者が分割して担当することになっていたのが、最近になって単一の事業者にする、というのが新たな決定です。これほどの広大な土地を運営できる体力が、今の日本の会社にあるのでしょうか。
小池都知事からは、まったく築地や卸売市場に関する発言は聞かれません。
 
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都内飲食店ポスティング用号外(第二弾)を作りました。

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7月5日(日)は東京都知事選挙です。
論点はいろいろありますが、現職・小池都知事のもとの都政においては
 
1.築地市場豊洲移転問題
豊洲新市場の汚染の検証や建物の強度不足などが解決されないまま、反対意見を無視した強制的な移転。
豊洲市場での事故多発、売り上げの激減、続く汚染問題、経費をかけたイベントの集客失敗などについての検証がなされていない。
築地市場跡地の「再開発」構想。移転によって打撃を受けた場外への影響。
 
2.商店街・飲食店について
・COVID-19感染拡大防止のための休業要請の時期、規模は適切だったか。「休業要請協力金」は十分か、正しく支払われているか。
・消費税増税・インバウンド減少・東京都受動喫煙防止条例(飲食店には喫煙室の設置を要求)などによって商店街・飲食店、特に中小・個人商店が大きな減益となっている。閉店・廃業も増加している。
・都内各地、特に商店街を有する駅前を中心とした再開発の動向。
実質は民間事業者と市区町村単位が進めているが、東京都の許認可も再開発を推進している。2016年に東京都が「優先整備路線」指定した道路の拡幅・延伸・新設計画は、都内商店街の消滅・分断をともなう場所も多い。
 
都知事選においては、現在の都政が「あなたの街」「あなたの暮らし」を守ってきているかどうか、を検証することが大切です。
 
本チラシは特定の候補に対する投票を呼びかける内容ではありませんので、都知事選期間中でも問題なく配布できます。
ぜひ印刷・拡散にご協力ください。
 
 
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都庁に声を届けましょう。
 
豊洲市場の問題を検証してください!
築地の再開発を見直し、場外市場が維持できる方向に切り替えてください!
食の安定供給が必要な今、市場の機能をそこなう新・卸売市場条例施行は延期に!
飲食店の休業・減益に補償を!
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ほかの市場はどんなとこ?昔も今も首都圏の流通の入口・横浜市中央卸売市場(本場)

COVID-19感染拡大防止のため、現在首都圏の中央卸売市場は一般の立ち入りを禁止しています。もちろんそれによって食糧供給の拠点である場内の安全管理を保つことが必要なのは、いうまでもありません。
しかしそのことで、観光客に依存する傾向の強かった豊洲市場の飲食店が苦境に追い込まれています。都内の街のお店には不充分とはいえ、休業要請協力金の制度がありますが、卸売市場内のお店は、市場が操業しているため、適用されません(豊洲場内のお寿司屋さんなどは緊急事態宣言以前から休業しています。本来の場内で働く人向けではない何千円もするお寿司には見学者がいない今、ニーズはないからです)。この観光客依存は築地から続く傾向ではありますし、お店の営業戦略としてとっていたものといえますが、特に豊洲に移ってからというもの、東京都が「賑わい」を連呼して旗を振った結果であることも事実です。
その「賑わい創出事業」であるところの千客万来施設」は、2023年に開業がずれこみ、それまでの暫定施設として今年江戸前場下町」がオープン(休業中)。さらに「千客万来施設」のための立体駐車場の工事が進められています。
本来の市場のお店が窮地にあるときに、「賑わい」や「観光」がいつ元のレベルに戻るかも不明なのに、こうした付帯施設の整備に予算と労力を裂いているのは矛盾していませんか?

 

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さて、今回は昨年秋に見学にいった、首都圏最大の市場のひとつ、横浜市中央卸売市場(旧・北部本場)をとりあげます。
もちろん現在は一般立ち入りはできませんが、ここの飲食街はお寿司や海鮮丼が破格の値段で味わえる横浜の穴場として、観光客にも知られているところです。と、同時に市場のひとのニーズにも応える本来の役目も果たしています。
卸売市場本体は今も毎日食の安定供給のために活躍してくれています。それを応援する意味で、少し古い情報ですが、記事をアップします。
 
横浜市では、以前アップした、南部市場が「民営化」したため、現在は「旧・北部本場(ほんじょう)」が唯一の中央卸売市場です。
場所は二ヶ所に分散していて、水産・青果・花きが横浜駅神奈川駅のあいだ、精肉が生麦駅近くの、どちらも埠頭に立地しています。第一京浜沿いでもあり、まさに流通拠点のここは、旧東海道沿いでもあり、開港からの食品流通を担ってきた伝統を感じることができます。

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水産・青果には横浜駅からバスが出ていますが、神奈川駅からだと徒歩15分程度。
第一京浜を越えると、途中に業務用食品店などのある場外に相当する地区が少し展開しています。チーズケーキのアウトレットや、某芸能人の実家のノリ屋さんなどが有名。店頭にはヤバイよ~とパネルも立っています。関連大手のヨコカンもあり、一般小売もしていますので、まとめ買いにどうぞ。
このあたりから、すでに旧・引込み線もあり港の雰囲気がまんてん
 
滝野川を渡ると、右手が水産物部、左手が青果・花き部です。水産の一番手前が関連棟。入り口であいさつしてから入りましょう。
川沿いには神社があります。「伏見市稲荷大神」。

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関連棟は縦長の通路一本の建物。
手前側に食堂が並び、奥には精肉や資材関連の店舗が入っています。入り口に近い寿司清が有名で、行列ができていました。これで1200円、すごいですよね。
なぜか蕎麦がメニューに入っている店が多い。それと、飲む雰囲気がかなりできている。

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一般が入れるのはここだけ。毎月第一・第三土曜日は水産の一般開放があり、買い物もできます。

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そしてもう一ヶ所、海のほうに進んでいくと「厚生食堂」があります。ここはいかにも市場内向けですが、一般も利用してもいいそうです。BBQもできますよ。

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道路をはさんでの青果棟とは陸橋で連結されています。
海側に進むと船着場が確認できました。
 

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そして離れた大黒埠頭にある精肉部。周辺はロジ関連の拠点が集約されていて、大型トラックがひっきりなしに通る場所です。ブタの生体搬入のトラックも見られました。
こちらも第一京浜からすぐの好立地。生麦駅からいくと、途中にキリンビールの工場があり、試飲もさせてもらえる工場見学が人気です。

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精肉は特に衛生管理が厳しいので、立ち入り禁止。敷地の一番海側にあるPR館だけが立ち入り可能。資料展示のほか、ハマモツや焼肉のタレなどが買えます。
 
(水産・精肉とも、現在は休止中です。緊急事態が解除になっても、衛生施設なので、すぐの公開再開は難しいと思われます)。
 

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生麦駅の東側、花月園前駅(花月総持寺に改名)には「生麦魚河岸通り」という道があります(旧東海道)。残念ながら、特に魚河岸関連の店はなく、ほぼ住宅街になっています。

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しかし、水産・青果も精肉も、歴史ある土地に立地しており、周辺には「市場のある街」の雰囲気が色濃くただよっています。
それは港町として発展し、現在も海運の拠点である横浜ならでは。工業原料や鉄鋼業、エネルギー資源などはふだんの生活からは見えないところにありますし、卸売市場とそれにつらなる食品流通もそうです。
 
しかし都市に近接した港である横浜では、ときどき目に見える形でグローバリズムを考えるニュースが入ってきます。
最近ではカジノ問題。米サンズ社が撤退を表明したものの、横浜市長からは撤回の決定は出ておらず、今後も予断を許しません。ただし、現在のCOVID-19での世界的な人の移動の制限は今後も続くはずなので、横浜・大阪、そして東京も海外のカジノ業者は敬遠するでしょう。
そうなると、小池都知事の語る築地市場跡地をコンベンション・センター、ホテルやカジノにする「まちづくり」は早い修正が求められるところです。このまま進めて、事業者が手を挙げない状態では、ほんとうの廃墟になってしまいます。
 

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ちなみに横浜・大黒埠頭といえば、あのダイアモンド・プリンセス号が停泊していたところですが(写真は関内の大桟橋から)、客船ターミナルがあるのは、市場よりもずっと先の埋立地です。
 
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今こそ、都庁に声を。
 
豊洲市場の問題を検証してください!
築地の再開発を見直し、場外市場が維持できる方向に切り替えてください!
食の安定供給が必要な今、市場の機能をそこなう新・卸売市場条例施行は延期に!
飲食店の休業・減益に補償を!
仕入先にも補償を!
 
都庁に声を届けましょう
Send your Message to Tokyo Met-gov.
東京都的網站上発送信息
 
宛先はこちら。
FAX:03-5388-1233

かわら版・号外(飲食店向け)

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「築地でええじゃないか!」かわら版の号外を制作しました。
おもに都内の飲食店向けの内容で、ポスティングで拡散しています。
印刷・転送ご自由にどうぞ。
ご近所のお店に5軒でも10軒でもいいから広めていただけるとありがたいです。
 
内容は、緊急事態宣言について「補償は当然」なので要求していこう、ということ。休業補償の申請がはじまりましたが、窓口での出し渋りが早くも起きているようです。小池都知事は方針をあいまいにしたままで、金額も「最大50万~100万」と不足です。
やせがまん、泣き寝入り、自粛は日本の「美徳」ではありません。
お店も消費者も、声をあげましょう。
 
そして、この食糧の安定供給がもっとも必要とされるときに、6月の改正卸売市場法・条例の施行はありえません。延期を求めましょう。
 
築地場外では調味料の老舗「北島商店」が4月18日に閉店。
木挽町歌舞伎座前のお弁当「弁松」が20日に閉店。
都内各地でのお店の閉店は、老舗の名店にまで及んでいます。
さらにチェーン店までも、パスタ屋TAPASTAPASが10店舗近くを一斉に閉店。いきなりステーキの閉店も話題になりました。
状況の悪化は予想以上の早さで進んでいます。
 
安倍首相は「飲食店の休業補償をすると仕入先にも補償しないといけない」という理由をあげて、国としての休業補償を否定しています。
このままでは、街のお店から、卸(築地場外など)、卸売市場、産地へと、この「補償なき休業要請」で、すべてに大損失が波及していきます。
消費者が「買い支え」、クラウドファンディングをする、今ひろがっている取り組みはもちろん大切ですが、限度もあり、そのことによって国や都が(さらに産地の自治体が)、店の休業や時短・業態変更による損失への補償に頬かむりするのは、決して許されません。
 
 
 今こそ、都庁に声を。
 
豊洲市場の問題を検証してください!
食の安定供給が必要な今、市場の機能をそこなう新・卸売市場条例施行は延期に!
飲食店の休業・減益に補償を!
仕入先にも補償を!
 
都庁に声を届けましょう
Send your Message to Tokyo Met-gov.
東京都的網站上発送信息
 
宛先はこちら。
 
FAX:03-5388-1233