まずはお知らせ。
築地市場は営業してます!
築地市場[自立営業]お買い物ツアーは、現在は火・土13:00~14:00の営業です!!
築地市場場内で「営業」を行うため、仲卸さんたちは豊洲でめちゃくちゃ苦労して仕事をされてから築地に移動してきます。予定は急遽変更になる可能性があることをご了承ください。最新情報は右リンク営業権組合のツイッター(水谷さんツイッターにも引き続きアップされていますが、営業権組合のほうが探しやすくなりました)で直前に確認してください。
さて、前記事に書いたとおり、11月4日に環状2号線暫定路が通行開始となりました。
これは築地市場の建物を迂回するルートで、このままなら建物を壊す必要のないものです。
最終的にもトンネルとなるので、やはり建物を壊す必要はありません。
問題は2019年に運用といわれる暫定路第二段階で、このために「築地を壊さないといけない」というのが東京都の言い分です。しかも最終ルートができるのは2022年。「オリンピックにまにあわない」はすでに破綻しています。
現在の暫定路、歩道はあるのですが、外回り(汐留方面)のみ。入り口は築地市場青果門の内回り暫定路から240m離れたところにあります。
内回り入り口。
外回り入り口。これが歩道・自転車道です。早くもサイクリングの人気コースとなっているようです。
右手には築地川越しに浜離宮がのぞめます。なかなかいい環境です。
内回り・外回りの合流地点(築地大橋側よりのぞむ)。手前の建物は大卸の冷凍庫。
築地大橋にいたるところは大きなS字カーブです。
築地大橋は、他のところで組み立てて船で運んできてここに設置されました。最近の橋梁工事はそういうやり方が多いようです。
市場に突入する場所にわざわざ設置したのが、東京都の破壊ありきの計画です。ずらして計画することはいくらでも可能な場所なのに。そうすればこんなS字カーブにもならなかったのです。
(技術的に、今からでも架け替えは可能という方もいます)。
橋の手前、右手側は海水ろ過タンクです。築地で使われていて、毎日魚を活かし、あの石畳を清めていた海水はここに溜められていました。魚類容器の裏手にはトロ箱なども残っています。
2号水門の先が旧船着場。
市場側はなかなか歩道からは見えません。橋の手前のところでかろうじて見えるのが、この五社セリ場。
それにしても、前記事でも書きましたが、この暫定路は旧鉄道路(汐留貨物~東京市場駅)にきわめて近い。
暫定路を築地にひきこめば、さらに効率よい運用ができるはずです。
やはり築地再生計画は可能。
築地大橋を越えると勝どきです(写真は勝どき側から築地をのぞむ)。
この先環状2号は陸橋区間になり、下におりる道と立体構造になっています。
歩道は階段と、何回も切り返すスロープで、橋の南側におります。そこから橋をくぐっていくと、隅田川の河川敷テラスに出られます。トップ写真の築地が一望できる場所。
あらためて築地の立地のすばらしさを感じることができる環状2号。
「こんなすばらしい立地に市場があるのはもったいない。駐車場やカジノにしないといけない」と考えますか? それとも「生鮮食品はすぐれた立地で扱って、迅速に提供されるべきだ」と考えますか?
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