豊洲市場の屋上緑化を見学して(個人の感想です)。
11月25日(土)かわら版くばりまつり参加いただいたみなさん、ありがとうございました。お疲れ様でした。
12月2日、9日、16日もやりますよ。
交通費も高いので(もし移転したら、買出しの人にのしかかる交通費ですが)、天気もいいので勝どき橋を渡って、橋を三つ渡って歩いていきました。40分くらい。
それと、撤退したといっていた万葉倶楽部(大江戸温泉物語)が建築主のままでしたが、温泉のボーリング調査とかって済んでいるんでしょうか。日本は相当深く掘れば、どこでも温泉は出るそうですが、地下水管理システムに追加対策費を出してる横に、温泉を掘って大丈夫でしょうか。
さて、屋上緑化をしているのは、仲卸棟の屋上。「市場前駅」の歩道橋からそのまま3Fにアクセスしています。徒歩の買出しの人が入るルートはこれになるんでしょうか。
中には入れず、エレベーターで屋上へ。このエレベーター、業務用ではなくふつうのビルにあるような小型のものです。5Fとかは何に使うのか、よくわからない。
屋上を緑化したりするのは、お金がかかることなのかもしれませんが、外と一部を見た建物の印象としては、とにかく大きいばかり。もちろん市場なのですから飾る必要もないのですが、3棟(とパッケージ棟など)の合計で建築費2752億円。坪単価にすると217万円。ちょっと考えられない値段ですね。
そして5Fのテラスを経て、階段で屋上へ。全面芝生(すごく丈が長い芝)と、間をイヌツゲの花壇的なものが仕切っていて、とにかく全体がめちゃくちゃ広い。晴海の大型客船とかの眺めもいい。
イベントとしてはウィングレットという一人用乗り物の試乗会(まさか市場内での移動に使うのだろうか? 広いから徒歩はけっこうきついけど、遊びではないんだし)をしているだけですが(それもあまり参加する人はいない)、見学者はそれなりに来ていました。
ご近所の親子連れが多くて、レジャーシートを広げてお弁当を食べたりしてくつろいでいます。豊洲駅前にもけっこう広い公園はあるのですが、今後開放されたら、週末はこうしてみんなピクニックに来るのでしょうか。
ここがにぎやかになれば嬉しい、と地元の方は言っているようですが、もともと用がなくて、地元の人も来ない場所みたいです。
そして、まぁ、築地から歩いて、ここでまた歩いたせいかもしれませんし、筆者は都内でも割と田舎に住んでいるので、これはあくまで個人の感想ですが。
排気ガスがすごい。
土曜日でもトラックやバスががんがん通り、ノドや頭が痛くなるほどの空気であると感じました。地域の人の住居(タワーマンション)はこの範囲にはないのですが、訪れていた人たちの層を見ると、子どものいるご家族が多い地域。
それに加えて、市場ができたら一気に交通量が激増します。現在の築地市場だと、トラックが一日1800台出入りするといわれています。
屋上開放は次回未定ですが、東京都が毎月行っている豊洲市場見学会(もちろん中を見る)は、12月は19日(火)と23日(土・祝)の二回です。抽選はこちら。