築地でええじゃないか! かわら版

築地市場が豊洲に移転して5年。卸売市場が支える消費者と商店街を守るため、東京都とゼネコンの再開発事業の動向をウォッチ。

こんなところに築地! その1:高尾山

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東京で一番アクセスのしやすい山、ミシュランガイドでも推薦され、世界の観光客で混雑する高尾山。山中にある薬王院真言宗の本山であり、山岳修行の場として開山された。
その石段に、こんな銘があるのはご存知でしょうか?
築地市場は江戸時代の日本橋魚河岸の当時から成田山との関わりが深く、首都圏の有名なお寺にも「築地」や「魚がし」の文字が発見されるのです。
そして高尾山といえば、長い樹齢を誇る杉の木が有名ですが、その代表、ケーブル山頂駅近くにある「たこ杉」の足元には、こんなものも。

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築地市場がただの魚の流通場所ではなく、江戸文化に根ざし、日本の仏教的な生命観に基づいて、魚を取り扱っている場所であることの証拠は、探してみるとあちこちで見られます。