築地でええじゃないか! かわら版

築地市場が豊洲に移転して5年。卸売市場が支える消費者と商店街を守るため、東京都とゼネコンの再開発事業の動向をウォッチ。

ところで築地はどうなってるの? 2023冬

波除神社の獅子頭のお社が、新しくなりました。

 

観光客の入国が解禁されたので、場外は混雑しはじめています。団体客はまだ少ないですが、中華系・アジア系、欧米の人も増えています。

マスクに関していうと、海外観光客の人は、ノーマスクか、逆にN95などをがっちり着用かに分かれる印象。

とはいえ、築地では食べ歩き(ほんとは禁止)しちゃうから意味ないですが・・・

けっこうリスキーではないかな。

大行列はほとんど日本人ですね。

きつねやは観光客が少なかったときも行列でしたが、今はついに車道に並んで折り返し、という形になっています(土曜日)。外国人は寿司や海鮮にささっと入り、日本人は800円のモツ煮に大行列・・・なのだろうか。あと、玉子焼き。

水産以外のお店も増えています。スイーツとか、コーヒースタンドが急増。

 

 

市場跡地はこんな感じです。あいかわらず盛り土を移動し続けています。

70年プロポーザル!!の、事業者公募は終わったのですが、まだ計画決定はしていないので、いったいどういうビジョンで基礎工事を進めているのでしょうか。

謎。

事業募集要項はこちら。

図面もほとんどなく(PDFも1ページだけ)、「水辺の景観」「東京らしいまちづくり」「開かれた舞台」などざっくりした条件だけで、ほんとうに丸投げする気なのか。

以前の「水辺の顔づくりゾーン」などの「ゾーン」もなくなっていて、全区画をまとめている。どうせ一社でできる規模ではないので、JVになるのでしょうが。

https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2022/11/30/17.html

 

おまけ。公式には「全部中古車として売れた」とされている組織委車。外装そのままで乗って築地に来た人がいるのか、あるいは・・・?

 

 

都庁に声を送りましょう:

高層ビルばかりの再開発は見直しを。外苑・葛西臨海公園の木を切るな。

https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/iken-sodan/otoiawase/otoiawase/goiken/index.html

ところで豊洲はどうなってるの? 2020秋

2022.10.8の築地・豊洲連続視察の第三弾、豊洲編です。

まず、基本情報として豊洲市場、いまだ改善されていません。土壌汚染の影響は地上測定で全9箇所でベンゼンが基準超(22年8月)。建物は揺れて床は傾いて、ヒビが入っています。この状態のまま、5年目に突入し、都民の食を支えるインフラは脆弱なままです。開場時よりも周辺施設に着手したため、さらに土壌の掘り起こしが進んでいるのも、大気汚染の原因かもしれません。

 

そう、千客万来施設です。

東京ガスの工場だったときに廃水プールだったこの場所は、基礎工事前には常に巨大な水溜りができており、開場後の駐車場のときも「車止めの線が歪んでいる」というくらいアスファルトがたわんでいるというくらい、地下水の状態が悪い場所です。

そこにお台場とかぶるとかすったもんだした挙句、大江戸温泉物語と再度事業締結して「千客万来施設」が来年開業を目指して建設が始まっています。

温泉ですから、当然深く掘削しています。

 

また、市場であるにもかかわらず、一般客向けの「にぎわい」にこだわるあまり、この施設の開業が遅れるからと、青果棟の先に作られたのが仮設施設「江戸前場下町」です。これは千客万来が開業したら解体されます。

入って一軒目がこのありさまです。

最初はみやげもの屋でプラスチックの刀だの鮨の柄の靴下だのを売っていましたが、その後無人で営業できるガチャポン・コーナーになっていました。それすら成り立たなくなったようです。

全体はこのありさま。

開いている店も品物がほとんどなかったり、閑古鳥です。かろうじて神楽寿司などにはお客さんが入っていますが、神楽寿司は市場の管理棟にもあるし、もっといえば築地にもあります。まぁ、管理棟の店が混んでいるのでこちらに来たほうが賢いのかもしれませんが。

この状況で千客万来が望めるのでしょうか。

しかし駐車場だけは先行して営業しています。青果棟のまん前、むしろ市場業者の車の出入りに使ったほうがいい場所を、開場後にいきなり駐車場建設をはじめた、これもひどい代物です。

観光客向けということで、こんなデザインの駐車場です。税金で作っています。

 

豊洲全体は、チームラボやライブ会場、バーベキュー場、運動施設などの整備によって観光客が急増しました。アシックスも移転し、JALホテルも作られ、市場前駅直結のホテル・SPA(La VIsta)・商業・オフィスビルのミチノテラス豊洲も完成しています。

ここにも「豊洲外市」なるものを作ろうとしています。

商業施設が飽和状態であるなかに千客万来が後発で対抗できるのでしょうか。

全体にセンス的に不安もよぎります。

 

豊洲市場の一般施設は、飲食はあいかわらずで、コロナ前の状態に戻ったといってもいいでしょう。

各入り口にはこんなロボット?が配置され、各国語でマスクをしてください、とか言っています。しかしあいかわらず見取り図は少なく、このロボも案内をしてくれるわけではないので、どこに何があるのか、どのくらい歩かなくてはいけないのか、初めてきた人にはわかりません。

そんな中、少し前から中華ふじのが「市場業者専用」になり、一般客が利用できなくなりました。フロアが混雑しているので、業者さんがたどりつくのは大変かもしれませんが、「社食」は管理棟の上階で歩いて15分以上かかるので、仲卸棟の食事情は少しは改善されたのでしょうか。

鮨・海鮮丼以外はそれほど並ばずに食べられるのですが、業者さんとしては時間が惜しいところでしょう。筆者は洋食の禄明軒でホタテバター。750円で値上がりしていなくてありがたいですが(ほかのメニューは値上げして全品750円になった)、店主さんはワンオペを5年続けています。

見学コースからは何も見えない、というのが知れ渡ったのか、その上の関連に足を運ぶ観光客は減ったようです。12時前には早々に閉店しているお店がほとんど(玉子焼きの丸武さんも)な上、撤退したところもあります。エスカレーター上がってすぐの喜代村さん。

用度品の藤井商店さんは「築地に移転」!

もともと本店は本願寺の向かいの2丁目ですが、波除通りのファミマの裏、事業所が多かったエリアに戻るそうです。

もしかしたら、これからそういう選択が増えるのかもしれません。

 

商店街でも空き店舗といえば「休憩所」になったり、写真パネルが飾ってあったりしますが、豊洲の関連でもこんな感じになっています。

「ほんとうは築地で営業したい」5年前に90%の事業者がそう回答していた、その心は今も変わっていないのかもしれません。

 

ところで築地はどうなってるの?2022秋。

前回の築地市場跡地現状と同日、市場閉鎖から4年の2022.10.08(土)の築地場外レポートです。先に豊洲に行ってしまったため、築地滞在時間は14時ごろなので、お店は閉まっていますが。

豊洲行きのバスから見たもんせき通り。なんかあちこちでターレを見かけるようになった。これはミツオカ(国産スーパーカーを作ったメーカー)のハイスペックなターレ。特に水産関係のお店が増えたとは思えないのですが。

もんせき通りではきつねやが大行列。きつねやはずっと一人勝ち状態ですね。

海外観光客の入国が解禁になったので、ひとではかなり戻ってきている印象。

築地四丁目交差点の様子は12時ごろ。あとは14時すぎですが、そこそこ人がいます。定点観測ポイントの魚河岸の屋上連絡通路から見た波除通りもこんな感じ。観光客にはタイの人なども。

最近はやっているのはソフトドリンクのスタンド。築地スタンド(ジュース)も最初の立ち上げのときはいまいちでしたが、観光客の増加でこんな感じ。

BUY FIRST COFFEEは本格的なコーヒーのテイクアウトと手作りのお菓子。隣で魚卵などを売っています。水産店が半分コーヒーになったのですが、もともとコーヒー屋なのが店頭をマグロ屋さんに貸している米本珈琲と逆ですね。

うおがし銘茶も新しい業態をはじめるようです。

魚河岸の裏に、移転前からできていた築地果汁製作所はもうなくなっていますが、時代を先取りしすぎたのか?

魚河岸屋上のBBQが人気出てきました。この日は全席埋まっていた。スタートがいまいちでも、ずっとやってきた新業態が認知されはじめた感じでしょうか。手ぶらコースなどで気軽に使えるようです。

観光客のひとたちは、あまりこうした看板建築とか、上を向いて歩くことをしていないように見えました。食べ歩きしているので、手元を見てないと危ないのでしょうが。

築地が市場だったことを知らない人もたぶん増えているでしょう。海外の人もそう。逆

にこれがフィッシュマーケットだと思っているかも。きつねやのモツ煮は市場で働く人がかっこむためのものだったのですが、それを知らずに行列ができている。

カットハウス松原さんが早朝にときどきやっているサンドイッチ屋さんの看板がまだあって、椅子も置いてあることに気がつきました。これも市場で働く人が、こういう店があったらいいだろう、と床屋さんがサンドイッチ売りはじめて人気になったんですよね。

築地場外はこれからどこにいくのか。移転のときは、これからは午後・夜の営業が増えるのかなぁ、などと予想したのですが、コロナの影響もあって、いまも朝型の街ではあり続けているようです。

 

次回は豊洲市場編。

私たちは最高の市場を失って、もう4年が過ぎた。

2017年10月8日。東京都は中央卸売市場築地市場閉場を強行。

1935年以来水産物を中心に、東京の食を支えてきた象徴的な市場がなくなった。

小池都知事は「築地は守る、豊洲は活かす」だの「食のテーマパーク」だの「希望する業者は3年たったら築地に戻れるように」だのと、軽薄なでたらめを並べ立て、2022年、もちろんそのどれもがいまだに実現してはいない。そして小池氏は都知事のままである。

市場の土地は、昨年のオリパラ車両基地のあと、再度地盤の整備が進められている。豊洲で問題となった「盛り土」がここにはあるのも皮肉なものである。

当初東京都が主体となって「コンベンションセンター」だの「ラグジュアリーホテル」だの「東京ブランドの研究施設」だの「都民のステージ」だのと言っていた計画は、IRの断念からいつのまにか民間企業に70年のプロポーザルで、要は丸投げしてまたしても土地を安く払い下げる模様。

メインエリアの事業者募集がはじまっている。

勝どき門のところ。

厚生会館(左)と立体駐車場の解体がはじまっている。

また、波除神社裏の立体駐車場もなくなった。


昨年から隅田川沿いにテラスの工事が進められていた。計画では「水辺の顔づくりゾーン」として、船着場などが考えられているエリアだ。

緑色の鉄骨は、水産大卸の荷捌き場である。内側からの写真でもわかるように「鮮魚荷捌き場」の文字も残っている。かつては桟橋もあり、船による入荷も最後まで行われていた。

解体がはじまっても、これはずっと残されている。

もしかしたら「水辺の顔」として遺すつもりなのではないか?

対岸のテラスからよく見てみると、敷地との間に赤い防潮扉のついた塀がある。これは新たに作られたものでは?

築地市場は食の流通拠点であるだけではなく、いわずと知れた近代建築の名作である。鉄骨とガラスの屋根のシンプルで機能的な構造体。そして鉄道の架線を組み入れた扇形。

ここには屋根も扇形もないが、たしかに築地市場のあの美しさの名残がある。遺してほしいとは思う。

しかし背景に河風を遮る高層ビルが建ち、単なる飾りとして遺されるのも、悲しいことだ。

 

そのほか、市場敷地に残っているもの。

青果門のポリスボックス。これも壊しそうで壊さない。半円形のきれいな建物。なぜか手前の塀も少しだけ残っている。

そして水神社。

豊洲には「作り忘れ」て、あわてて変なところにくっつけていたが。氏子(事業者と場外)の了承もとらず、遷移され、管轄も神田明神から富岡八幡に移管されたのだった。市場を壊す前からこれ見よがしに閉鎖し、鳥居や門をはずしていたが、階段を半分壊し移転延期の看板が投げ捨てられたままというきわめて暴力的な状態のまま捨て置かれていた。

解体工事のさなかも、ワクチン接種会場、酸素ステーションという構造物がずっと運用されているすぐそばでも、水神社の廃墟だけはそのままだった。毎年藤のツルに埋もれ、冬には枯れて姿を顕す。

 

2022年10月8日の築地・豊洲ルポ。次回・第二弾は築地場外の今。

ほかの市場はどんなとこ?/旧・浦安魚市場

遅かったですね。

浦安魚市場は1953年開設・2019年3月、築地と時期を同じくして閉場となりました。

あっというまにマンションが建ち、今はサミットです(東西線浦安駅北口)。

首都圏の漁師町の産地市場。卸と小売の両方をしていたそうで、地元の評判もよかったようです。

周辺にかすかに残るのはこんな痕跡。あと、街には佃煮屋さんが多いのと、海鮮丼の店も多数。

しかたないので、境川に沿って海のほうへ。境川は、水運に使われていた埋め立て前の風情を色濃く残しており、文化財の豪邸(網元?)も。

路地の多い古い街並みが突然、区画の大きな整備された街に変わると、そこからは埋立地になります。ちょうどその境目、市役所の手前にあるのが浦安市郷土博物館(猫実1-2-7/月曜休館・入館無料!!)。

筆者は実は嗅覚が鋭くて、この大きなコンクリの建物の近くに来たときに「貝を甘辛く煮ている匂いがする!」と感じたのでした。はたして建物の入り口の方に回ると、併設カフェの人気メニューが「あさり丼」でした。この資料館の楽しいところは、それだけではありません。

この驚きの屋外展示「浦安のまち」。境川からほんものの水路も引きこんでいます。

この「船宿」は新築ですが、船や何軒かの家は市文化財住宅の移築。

さらに、漁船の焼玉エンジンも展示されていて、ここから館内に戻ると、ベカ舟の建造実演コーナーです。もちろんほんものの船大工さんがほんものの道具で実際のサイズで作っています。

なんとミニ水族館まで!

 

浦安は魚だけでなく、浅瀬で貝を採り、海苔の養殖が盛んでした。市役所のあるあたりは、昔は養殖場だったわけです。

それが埋立地に変わったきっかけが、1949年のキティ台風の大被害。

それに続く1956年の「黒い水事件」。東京湾の公害事件として名前は知られていますが、実はとんでもない大騒ぎであったそうで・・・(資料館の展示では非常にわかりにくいのです)。これ、市場ができてから3年後ですね。台風被害から立ち直って、これから、というときに第二の災害が起きたわけです。

「黒い水事件」またの名を「本州製紙事件」というとおり、江戸川上流の本州製紙の工場廃水の事件でした。この汚水が江戸川から東京湾に流れこみ、4月に浦安の漁場の貝が大量死。漁協がさっそく抗議を始めるも、本州製紙の対応がひどすぎる。「新しい機械を取り付けるから(しかも取り付けまでの間の操業も停止しない)」「河川に流れ込めば薄めるので大丈夫」って、今の原発汚染水と同じ理屈じゃないですか!

国会に陳情までしても、工場側は強気に操業を続け、6月に漁協組合員800人が押しかけると、工場は門を封鎖し、汚水を目の前で排出し続ける。ついに暴動発生、機動隊と乱闘、という騒ぎに・・・

[参考・浦安サンポ/浦安の歴史]

http://urayasu-sanpo.com/02/accident01.html

 

その結果、工場排水の規制法ができるなど、当時日本中で起きていた公害問題とそれに対する対策法のひとつにはなったのですが、一度汚染された海はそう簡単には戻らない。

(殺伐とした話になりましたので、浅瀬の模型展示をどうぞ)

 

そして町(当時は浦安町)を二分する「漁業権放棄」が翌年には提案されます。一度汚され、漁獲も評判も落ちた漁業をそのまま続けるのか、海を放棄するのか。漁協は維持派の候補を立て、町長選を戦いますが、相手は埋め立てて京浜工業地帯を作ろうという巨大企業です。

そして五井や木更津などの周辺で先行して漁業権放棄と埋め立てによる工業化が進み、東京湾の汚染も進み、いやおうなしに漁業は縮小していきます。

利権にまみれた政治家たちが「一度放棄しても戻れる」だの、高額の補償金を提示したり(実際には減額される)、テーマパークを誘致して「街ににぎわいが」だのと、なにかどこかで聞いたようなことばかり、いや、こちらが先例なので、いまだに利権屋たちは同じことを言っているわけです。なお、こちらの「テーマパーク」は誰かが口から出まかせた「食のテーマパーク」とは違って、舞浜に実現したアレです。

そうして1971年、ついに漁業権全面放棄、東京などの鉄工所が移転する「浦安鐵鋼団地」に。

「時代の流れ」「近代化」という名で、漁業も、市場も失われていきます。

しかも50年前から、いや、それ以前から同じ手口で、その「開発」「進歩」はほんとうに必要だったのか、ということが検証されないまま、同じ方向につき進んでいるのです。工業技術は進化しているかもしれませんが、「開発」だけしか考えつかない発想は、まったく進歩がありません。

浦安で採れた魚介は、浦安市場だけでなく、築地にも運ばれ、余った分は「銀座の路上で行商」していたそうです。今、有楽町の交通会館あたりでも農産物の「マルシェ」をやっていますが、それよりはるかに新鮮で「顔の見える」流通があたりまえのように存在していたわけです。

少なくとも、この点においては、私たちの街は豊かさを失っているのではないでしょうか。

ところで築地はどうなってるの? 2022.6月。

2021年夏に行われた、東京2020オリンピックからまもなく1年(この年号のズレは後の世に響くと思う)。ところで、2ヶ月の運動会のための駐車場として壊された、築地市場はどうなっているのでしょう。

・・・どんどん壊されています。

駐車場(車両基地)として、更地になったはずでしたが、それをまた「更地にする」ための工事だそうです。

勝ちどき門。左は厚生会館。おそらく大会中の控え室とかに使っていたのか、建物は残していたのですが、解体がはじまるようです。この裏は隅田川の「テラス」工事。

右は立体駐車場。これは場外に来た一般用に使われていましたが、閉鎖して解体することに。

写真は築地魚河岸屋上からです。

魚河岸はまだこれを下げています。公式のマークはいろいろ使用がうるさいので、撤去しないといけないはずですが、これは逆に公式が取れなかったから、問題はないのでしょう。しかしね。

平日の12時すぎです。もんせき通り。きつね屋だけ混んでいました。火事になったところ、菊屋中村さんを追い出して越前のカニ屋を入れていたビルは、カニ屋が撤退。テナント募集中です。

全体に、14時までの営業をしなくなったお店が増えています。いっそ平日は休んでいるのかもしれない。外国人旅行客は解禁になったはずですが、もちろんまだ戻ってはきていないし。それなのにホテルばかり建てている。

 

波除神社です。獅子殿が工事なので、本殿に獅子がいます。

これはこれで見どころですね。

獅子殿の前には「吉野家」の碑があるんですよね(まだある)。築地で創業して80年。あんな問題発言するような会社に成り下がっていたとは(それでもなにごともなかったように客も行ってるのはなんか気持ち悪い)。

本願寺。ロシアによるウクライナ侵攻を非難する声明を出しました。

蓮華がきれいです。

動画「オリンピック遺跡を掘り起こせ!」&「魔法使いユリー・神宮外苑」

https://i.ytimg.com/vi/nPwuGPvsOas/mqdefault.jpg

https://youtu.be/nPwuGPvsOas

前記事「オリンピック遺跡を掘り起こせ!」の朗読動画です。あたらしい写真も多数。

 

テキスト&図版&写真版はこちら。

オリンピック遺跡を掘り起こせ! 築地と東京の「海」 - 築地でええじゃないか! かわら版

 

https://youtu.be/o_iO7vit_Co

もう一本。築地とは関係ないですが、小池百合子都知事の再開発・樹木伐採っぷりを描いた(不)愉快なおはなしです。

「これ、公園ですか?商業施設ですか?」という、明治公園の事業計画(都庁のPDF)はこちら。ちなみに代々木公園でも同じことが・・・

https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/content/000054757.pdf